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健 康 情 報

口内炎

口内炎とは、口の中の 粘膜が炎症を起こしてい る状態をいいます。 ピリピリとした痛みが あるため、口内炎が一つ でもできると、食べ物や飲み物がしみたり、思うように話せなくなったり・・・とよいことはありません。 口の中のやけどや、口のなかを噛んだり、唾液の不足によって口の中の粘膜が乾燥すると,ちょっとした刺激で粘膜が傷つき、口内炎になることがあります。 口内炎ができる年齢層は幅広く、赤ちゃんからお年寄りまで様々です。一般的には、男女差はありません。 口内炎が女性に多い印象があるのは月経前や疲労時にできやすいなど、身体の調子に左右 されやすいためでしょう。一般的に多いとされているのは、単純性の再発性アフタといわれるもので、浅くくぼんだ白っぽい病変で、周囲の粘膜は赤くなっています。原因は不明ですが、多くの場合は1~2週間で治ります。そのほか、金属アレルギーやウイルス感染、栄養不足、疲れなどからも口内炎になることがあります。口内炎が頻回に反復し、治るのに2週間以上かかる場合、または大きくて深い病巣をつくって瘢痕を残して治る場合、さらに口の中以外に眼、皮ふ、消化器などの症状がある場合には注意が必要です。

よくある症状は?

●赤ちゃん
カビの1種であるカンジダが原因で、白いブツブツがいくつもできる。痛みはほとんどなく、口の中なので、すぐに気づかない場合もある。

●子ども
ウイルス感染による口内炎は子どもに多い。ヘルパンギーナや手足口病、はしかなどが原因になって口腔粘膜に病変が現れる。

●大人
ストレスやかぜ、病気により身体の抵抗力が落ちているときにできやすくなる。 また、糖尿病やがんなどで抵抗力が落ちている人では、成人でもカンジダが原因の口内炎が現れることがあります。普段、口内炎になったことがない人がかかったら、こうした病気も疑われます。

予防のワンポイント

虫歯や入れ歯などによる不具合やアレルギーなどのように原因を特定・改善することで口内炎は防げます。
しかし、一度できてしまった口内炎の特効薬はありません。栄養不足や睡眠不足など、いくつかの原因が考えられますので、自分自身で口内炎のできやすい状況を把握して、予防に努めましょう。一般的な注意点は、
①ビタミンB2を多く含んだ野菜や果実を積極的にとり、規則正しい生活、食事を心がける。
②ストレスや疲れをためこまない。
③食後の歯磨きやうがいをし、口の中を清潔に保つ。
このほかに、薬による治療として、軟膏やパッチシールを貼る方法があります。

唾液の重要な役割

唾液の量は自律神経が調節しています。唾液の量が多く感じる場合は、ほとんど精神的なもので心配はありません。しかし、逆に唾液の量が少なくて口の中が乾くと、
●虫歯ができやすい
●口の粘膜が荒れて傷ができやすい
●口の中の衛生が保てないため口臭が強くなるなど、支障がでるため、治療が必要になります。

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