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 相談 漢方 アトピー 栄町ヤマト薬局

 

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五十肩(七十肩) 70歳代 女性 2017・4・28
80歳がもうすぐなのに医者が五十肩と診断したからそのように呼ぶ。数ヶ月病院の処方箋を持ってきていたがなかなか効果が上がらずに、薬をとりに来ては顔をゆがめていた。最後の2ヶ月は、ほとんど麻薬に近いような内容の貼り薬を処方された。すると胃腸をはじめ吐き気などで生活の質が落ちてしまって、病院の治療をやめてしまった。そこで処方箋を持ってくるときに見ていた漢方の患者さんのことを思い出して、私にも漢方薬を作ってと依頼された。僕の薬局は漢方薬を多く作るが、病院の処方箋調剤も結構やっていて、その方々に漢方薬を勧めることは絶対しない。この女性は病院治療を断念したから漢方薬を飲んでもらうことは出来る。煎じ薬を2週間分2回で(1ヶ月)で肩の疼きがなくなり、随分と笑顔が出るようになった。医者の診断を信頼して、僕も五十肩の漢方薬を作った。


副鼻腔炎 80歳代 女性 2017・4・27
風邪をこじらせて緑の鼻が出るようになった。喉に降りて来て咳が出る。風邪を引くと必ずこうした症状が長引く。御主人が漢方薬をとりに来るのにいつもついてきていた。そこで今まで耳鼻科に行っても結局は長いことかかっているから、漢方薬を飲んでみたいと言われた。1週間分、蓄膿症と後鼻漏に効く漢方薬を作って飲んでもらった。1週間後に来て、こんなに早く治ったことはないと教えてくれた。今までは1ヶ月も2ヶ月も抗生物質をもらって飲んでいたが、なかなか治らなかったばかりでなく胃も悪くなっていたので助かると言っていた。


過敏性腸症候群(ガス腫れ)70歳代 男性 2017・4・26
1ヶ月前に来た時に依頼されたのは、逆流性食道炎のせいで咳やげっぷが頻繁に出る。逆におならが出ないから心臓が圧迫されて息苦しい。便意が頻繁にありいつも便が残っているような感覚がある。足先が冷たい。痰が引っかかる。不整脈、めまい、首や肩の凝り、高血糖だった。当然病院を掛け持ちして13種類の薬をもらって飲んでいる。あまりにも多くの薬を飲まされていることと、症状がよくならないことを理由に訪ねてくれた。応対して、その方が潔癖なことが伝わってきた。綺麗好きと言う意味でなく、ことに当たって完全にやり遂げなければ気がすまないみたいだ。その性格が多くの不快症状に関連している。煎じ薬で力みをとってあげることでわずか1ヶ月で、逆流性食道炎のせいで起こる咳やげっぷがかなり改善した。おならが溜まり胸苦しくなっていたのもかなり改善、残便感もほとんどなくなった。雲の上を歩いているようなめまい(動揺感)もかなり減った。
 2回目の漢方薬を飲み始めて気持ちの良いおならが出始めたらしい。「先生の言われていた事が分かりました。この前薬を頂いて帰ってから大きくて気持ちの良いおならが何年ぶりかに出るようになりました。同居している孫が今7ヶ月なんですが、私のおならで目を覚ますんです。だから嫁や娘が、おじいさん、おならするんだったら隣の部屋に行ってして頂戴と怒るようになったんですわ」と笑いながら言った。心臓が圧迫されるから、おならがたまるのは苦しい。それから解放された喜びを家庭内のエピソードで報告してくれた。孫が目を覚ますほど大きな音のおなら、過敏性腸症候群のガス腫れタイプの人が聞いたら羨ましいくらいだ。ガスに関してこの表現を上回るものは今だ聞いた事がない。嘗て下痢型の女性が「拝みたくなるようなウンチ」と表現してくれたことがあるが、それに匹敵するくらいの興味深い表現だった。


指先の冷え 50歳代 男性 2017・4・25
腹水がたまっているから水を抜く漢方薬を作ってという相談だった。どうして腹水が溜まっていると分かるのと尋ねると、血液検査でγーGTPがかなり高いから病院で肝硬変と言われたと教えてくれた。たったそれだけで肝硬変による腹水と決められるのか疑問だった。酒がかなり好きみたいで、顔にそれが出ている。」(酒さ)ただ、その程度のことで腹水と言うのが疑問だったので問診してみると、手先がとても冷たくて左右の差がまた激しい。僕は根拠のない腹水よりこちらのほうが心配と言うと、それでは腹水をとりながら血流をよくする漢方薬を作ってと、いつまでも腹水に拘る。恐らく医者が酒をやめさそうと脅かしたのだと思うが、本人はかなり深刻に受け取り恐怖感を抱いている。勿論それでも酒をやめる選択肢はない。結局僕は、心臓と脳を守る煎じ薬を作って、利尿作用も期待した。1ヶ月飲んだ時点で手が暖かくなってきたと報告してくれた。僕が一番やりたかったこと、脳梗塞や心筋梗塞で不幸な転機を迎えることを防ぐこと、まじめに漢方薬を飲んでくれれば、それは出来ると思う。


足の痛み 50歳代 女性 2017・4・24
1ヶ月近く腰が痛いといって相談に来た。話を伺ってみると腰ではなく大腿部の筋肉痛のように思えた。看護師長になって現場に出るが管理職とかねているので事務仕事も多い。椅子から立ち上がるときなどに激痛が走るが、いったん立って歩くと痛みは消える。僕は大腿部の筋肉痛の漢方薬を1週間分作って飲んでもらった。それだけで完治した。いくら相手がプロでも、こちらの考えを通すことも大切だ。


骨粗しょう症 90歳代 女性 2017・4・21
 骨粗しょう症で腰が痛い。他に悪いところが何もないので、腰も是非治したいといって来た。頭もしっかりしていて、漢方薬の煎じ薬の服用の感想をその都度、お嬢さん経由で教えてくれる。効果が無いということで、ある時お医者さんにかかったら入院を勧められた。入院してすぐに麻薬に近い痛み止めが2種類出た。そのせいで便秘になり、胃も悪くなった。そこで下剤と胃潰瘍の薬が出た。それでも効果が無かったので、抗ウツ薬で痛みを訴える人のための薬と、不眠のための安定剤が出た。入院してリハビリはするが、その他の時間はベットの上だったので、コレステロールが高くなり、むくみも出た。そこで血圧とコレステロールと利尿薬が追加された。そして最後にはヘルペス(帯状疱疹)を発症して抗ウイルス薬も飲んだ。ところがそれから体調と気持ちが一段と乱れて、病院のほうから退院を勧められた。 昨日やって来て、入院中の顛末を聞かされた。そしてまた漢方薬を飲みたいというので「効果が無かったのではないの?」と尋ねると、「両方の腰が悪かったけれど左側は完全に治っていた」と教えてくれた。90歳と言う病的ではない単なる老化に対して、上記のような薬が出る。いくら医師の善意から行われたとしても、廃人にしているようなものだ。薬の最終処分場にされているようなものだ。アメリカの学会で腰痛には鎮痛薬は根本解決にはなんら貢献しないと発表されている。僕らはもう何十年前にそれに気がついていた。痛みの病気には、漢方薬は必需品だと思っている。治したい人には。


不眠 40歳代 女性 2017・4・20
以前はどんな病気も病院にかかっていた女性。今はほとんどの不調を漢方薬で治す事が出来る。病院にかかれば病気。僕の漢方薬で治れば単なる不調。繊細な心の持ち主だから、この差は大きい。実際に自律神経の緊張を解くような漢方薬でかなりのトラブルが治っている。今回は不眠に挑戦。病院からもらっている安定剤に頼りたくないと一大決心。一大決心の割には2日で効いて、すぐ眠りに落ちることが出来ると喜んでいた。食べ物に近いような材料で出来ている漢方薬なのだが、若い人は自然治癒力が一杯あるから、それを利用しない手はない。ちょっと漢方薬で補ってあげれば自分の体が治す。


脊柱管狭窄症(しびれ) 60歳代 男性 2017・4・19
脊柱管狭窄症で歩くのも苦痛だった人。病院の治療とルミンと言う高いだけの薬を岡山市内の薬店で買って数年飲んでいた。当然効果が無く悩んでいた。そんなときにヤマト薬局のチラシを見てくれて漢方薬を飲むようになった。2週間目から効果を感じてくれ、数ヶ月でしびれ以外完璧にとれ、お百姓も復活している。ただ痺れだけはなかなか取れなかったが、漢方薬を飲んでいるとお百姓もできるし元気にもなった様なのでこつこつと飲んでくれている。今日漢方薬をとりに来てくれたときに、しびれもかなり良くなったと教えてくれた。痺れは痛みなどよりはるかに治療しにくいから僕も嬉しかった。御本人も2年前に初めて来られた時とは別人くらいに明るくなった。


めまい 80歳代 女性 2017・4・17
めまいの治療で市民病院にかかっていたが、体力がなくなり通院が大変になった。そこで僕のところに来て漢方薬でめまいが治らないだろうかと相談を受けた。不便になったから来た・・・と言うところが引っかかったが、同じ町内の人、症状にあわせて漢方薬を作った。1週間分で少しいい。2週間で、病院の薬よりいい。3週間で眠れないのも漢方薬がよく効いて体調も良くなったと評価してくれている。僕が作ったのは動脈硬化の漢方薬。だから不眠にも効く。


パニック 40歳代 女性 2017・4・14
職場に嫌な人がいるが、それが引き金になったかどうかは不明。あるとき交通量の多いところでいきなり渋滞に巻き込まれ、息苦しくなり冷や汗が出て失神しそうになった。いわゆるパニック症状だ。それ以来車を運転することが出来なくなって、片道50分の自転車通勤になった。勿論日常の中でも車は使えなくなった。僕の患者さんとあるところで偶然会って話をして、紹介されてきた。丁度100日くらい漢方薬を飲んでいただいたが、昨日完治宣言。1週間分漢方薬が余ったがお守りとしてとっておくそうだ。


偏頭痛 高校生 女性 2017・4・13
小学校の高学年から偏頭痛が始まり、中学校3年生で急激に悪化した。頭痛薬をもらってしのいでいたらしいが、こんな状態を続けたくないと相談に来た。お母様に連れてこられたが、粉薬を拒否された。相談中もかなり頭痛がしていて辛そうだった。そこで粉薬以外で治してあげれないと言って、実際に1回分作って飲んでもらうことにした。一口飲んで諦めたから、オブラートに残りを包んで飲んでもらったら意外とツルンと飲み込んだ。その後10分くらい問診をした後ふと「今頭痛がする?」と尋ねてみた。すると痛みが半分くらいに減って楽になったと言っていた。漢方薬で痛み止めを作ったわけではない。そんな薬もないし、それでいいなら病院のほうが強い痛み止めをもらえる。彼女の偏頭痛が起こる理由がわかったので、その根本原因を取り除く漢方薬を飲んでもらっただけだ。恐らく短い期間で完治するのではないか。5年間の偏頭痛が10分で改善したのだから。


胃痛 60歳代 女性 2017・4・11
職場のパワハラで胃が痛くなった。お通じがやわらかくなってお腹にガスがたまり苦しい。肩こりも激しく疲れが抜けない。お医者さんに行くと風邪だといわれて風邪薬をもらったが一向に効かない。自分では風邪ではないと思うので相談に来てくれた。症状を聞くと胃腸風邪を引いてからだから、胃腸風邪の後遺症の漢方薬と自律神経のバランスを取る漢方薬の2種類を飲んでもらうことにした。1週間後に胃腸の調子はほぼ完全に治ったから、肩こりの薬だけ作ってと頼まれた。


過敏性腸症候群(ガス型) 40歳代 女性 2017・4・10
繊細な心の持ち主。大病はしないけれど不調のデパート。若いときからお腹が弱く、お腹に常にガスがたまり心臓を圧迫して息がしづらくなる。また腹痛もほとんどの日に感じられ、右側と左側を繰り返す。ガスが抜ける漢方薬と腹痛がしなくなる漢方薬を飲んでもらうと、腹痛が先行して改善されてきた。その後ガスが気持ちよく出るようになり、最終的にはお腹が張ることもほとんどなくなった。症状が復活しても漢方薬を飲めばあっという間に治る。完治


花粉症 50歳代 男性 2017・4・7
気の毒なほどの花粉症だが、クロネコヤマトのトラックの運転手だから、眠くなったらいけないので薬が飲めない。荷物を運んできてくれるたびに、カウンターに置いてあるヤマト薬局特製の漢方薬の花粉症の薬が気になるみたいだった。そしてついに昨日夕方集荷時に買って帰った。今朝配達時に「眠くならないのに、ぴたっと止まった」とびっくりしていた。


バネ指 50歳代 男性 2017・4・5
ここまで治ってくれると、こちらも楽しくなる。2ヶ月目だが、昔のパチンコを打つように親指を高速で曲げ伸ばしして見せてくれた。左手で支えないと親指が曲がらなかったのが嘘のようだ。2ヶ月でバネ指は完治。おまけに右手の痺れが半分ほどに減ったから、漢方薬はこのまま飲んでみるそうだ。


瞼の皮膚炎 40歳代 女性 2017・4・4
本人が教えてくれた花粉症を信じてしまったから、花粉症による皮膚炎の漢方薬を1週間分2回服用してもらった。全く効果が無かった。そこで一から考え直してみると、単なる接触性皮膚炎ではないかと思った。瞼の上下だから薬もぬれないし、本人もステロイドには抵抗があった。役に立てれなかったせいか夜寝ても頭に浮かんだ。ある夜ふと処方を思いついて、早速試させてもらった。すると1週間でどっと良くなった。もう1週間持って帰ってもらったが、うまくいくとこれで完治するかもしれない。


胃の不快 60歳代 男性 2017・4・3
病院に行っても結局は原因が分からないから諦めていた。毎日胃のあたりが不快で、1日中胃の存在が頭の中にある。便秘もひどい。僕は代理で来る奥さんに便秘の治療を頼まれていたから便秘の漢方薬とある天然薬を飲んでもらっていた。便秘が改善したのに、その天然薬だけ、ずっととりに来ていた。土曜日初めて御本人が来られたので、どうしてその天然薬を飲んでいるのと尋ねると、数年間気持ち悪かった胃が治って全然気にならなくなったらしい。そのせいかその天然薬のせいか、気分が明るくなったと言っていた。


偏頭痛 20歳代 男性 2017・3・31
小学低学年から頭痛が始まり、高校生で一気に偏頭痛として悪化。おまけに緊張性頭痛も併発して、毎日が頭痛との闘い。大学に進学しても、頭痛のために日常の生活の質が悪い。相談に来てくれたときも、善良そうな青年だが表情は暗かった。ある生活習慣を変えてもらったことと漢方薬で1ヶ月で完治。人生がきっと変わる。


腸炎後遺症 40歳代 女性 2017・3・30
本来は便秘症の方だが、胃腸風邪にかかってから下痢をし、治ってもお腹がすっきりせずに、何となくむかむかして、毎日が憂鬱だと言ってきた。便秘の薬を求めてこられたのだが、僕は単なる胃腸風邪(ノロウイルス?)の治りそこないと思って、ウイルスを殺す作用のある漢方薬を飲んでもらった。すると2時間くらい経ってから、お腹がスッキリしたと報告してくれた。薬が余りそうだから冷凍庫で保管して、今度の冬に、胃腸風邪予防の為に、雑踏に行く前に一服飲むようにしたらいいと伝えた。


過敏性腸症候群 腹痛タイプ 40歳代 女性 2017・3・28
お腹の調子も自分でコントロールできるようになりましたので、買い物中にお腹が痛くなったりもしなくなりました。病気中は治ったらやりたい事がいっぱいあったような気がするんですが、本来の性格がぐうたらなんで、それなりにぼちぼち過しております。最近はお腹が痛くならない方が変な感じです。


股関節痛 70歳代 女性 2017・3・23
腎機能が落ちてきたからと頼まれて、2年間腎臓の漢方薬を飲んでもらっている。その間ほとんど機能は落ちていない。1ヶ月前に股関節が痛くなって歩きにくいと相談された。折角の腎機能の調子よさも持続したいからと、股関節のことは我慢していたらしい。漢方薬のすばらしいところで、僕は腎機能の調子をこのまま維持できる処方と、股関節痛を二兎追える漢方薬を考えた。1ヶ月目の昨日、股関節の痛みは半分以下になったから、普通に歩けるようになったと喜んでいた。股関節が完治したら、以前の漢方薬に戻すことを約束して、昨日はまた二兎を追った。


ガスでお腹が張る 30歳代 女性 2017・3・22
姿勢を変えるとお腹が大きな音で鳴る。ガスが胃の中にまで充満して息苦しい。それを治す為に原因のストレスを取る漢方薬を飲んでもらっている。本人が煎じた残りをもう1度炊いてお父さんが飲んでいるらしい。お父さんはそれを飲むとイライラがなくなり、家族のストレスが減るそうだ。大いに活用してもらっている。


頭がボーっとして耳鳴りがする 50歳代 女性 2017・3・22
数年前から続いていたホットフラッシュの治療を望まれて煎じ薬を飲んでもらっていた。それがかなり片付いたので、次はいつも頭がボーっとして思考力が落ちた気がする、耳鳴りもすると言う相談を受けた。そこで今まで飲んでいただいている煎じ薬に、動脈硬化を改善する漢方薬を併用してもらった。すると2週間で頭のボーっと耳鳴りの両方が半分以下に減った。期待以上の早い効果に喜んでいた。

 


足の裏に何かが貼り付いたよう 80歳代 女性 2017・3・16
半年前くらいから、足の裏にいつも何かが貼りついたようで気持ち悪い。歩いていても足が地面についていないような感覚になる。病院に行くと水虫が足の裏全体に広がっているといわれずっと薬を塗っている。ところが全く効果はない。足の裏を見せてもらうときれいで、本人も水虫の自覚はない。ヒントは顔にあった。のぼせた顔で随分と血色がいい。足の裏もほてると言っていた。これで処方は決まり。1か月分の煎じ薬で、不愉快な感じが半分になったそうだ。僕にはすぐに効果は分かった。薬局に入ってきたときに顔が真っ赤ではなかったので。


便秘 80歳代 女性 2017・3・15
病院の薬だけではお通じがないから、岡山市の漢方薬局で買った便秘薬を併用している。歳をとって、その薬局まで行くのが面倒だから、同じ薬があったらくださいと言ってきた。漢方薬局と言っても単なる大腸の刺激薬で、改善と言うより出すことだけを考えた処方だ。その薬と病院の薬を飲むと水のようなお通じがあり、本人はそれで満足している。希望の漢方薬は扱っていないけれど、旨く行けばもう1度、バナナのようなウンチを出してあげれるかもしれないと提案すると、そんなことが出来るなら今までの下剤でなくていいといわれた。そこで、その方のバックグラウンドを聞いて見ると、とても恵まれた方で、失いたくないものを一杯持っている人だと分かった。そこで便秘薬と言うより、自律神経を整える漢方薬を飲んでもらった。すると、下剤を飲まなければ何日出ないか分からない人が、1日2回お通じがあるようになった。そしてウンチも下痢ではなく、ピーマンみたいなのが出るようになった。2ヶ月服用していただいている現在は、台湾バナナみたいなのが毎朝出るようになったと喜んでいる。


頚椎症 70歳代 女性 2017・3・14
バネ指の相談に来られたが、頚椎症もあり腕や指に激痛が走る。両方を兼ねる漢方薬を作って飲んでもらったら、指はまだ1つ効果が分からないが、頚椎に関しては、凝りが随分と和らいで、腕や指の痛みが半分以下になって、毎日が怖くなくなったと教えてくれた。頚椎症の処方はそのままで、バネ指の関する処方を少し強化させてもらった。


バネ指 手根管症候群 50歳代 男性 2017・3・12
溶接の仕事をしている男性。右手が仕事をしているとすぐにしびれだす。右の指は2本、左手で伸ばさなければ伸びない。仕事に支障が大きいし1日中不愉快だが、手術はしたくないからと相談に来られた。1ヵ月半漢方薬を飲んでいただいているが、手を添えなくても指がなんとか伸びるようになった、しびれもかなり良くなったと教えてくれた。いい笑顔が出るようになった。


怒り爆発 40歳代 男性 2017・3・10
職場で我慢の限界に達すると怒りが爆発して切れてしまう。暴力は振るわないが自分でも制御が利かないのだろう。普段はとてもシャイで優しい人だが、少し精神的なハンディーがあり、それを利用されている節もある。父親からの説明では、息子さんに同情すべきところが多い。しかし穏やかに過ごして欲しいという家族の希望で漢方薬を作った。イライラを抑える漢方薬とイライラを起こさなくなるような漢方薬を併用してもらうこと1年、職場での態度がとても良くなったと社長から親が感謝されたそうだ。人権的にいいお手伝いができたのかどうかはわからないが、職場が円満になったことはだけは確かなようだ。


後漏漏 60歳代 女性 2017・3・9
1月から咳が続いて止まらない。痰が喉にひっかかって一日中それを切るために咳をする。病院で咳止めをもらっているが全然治らない。僕はその人が咳をするのを見せてもらった。本人や病院は風邪の咳きと思っているが痰を切るためだけの動作のように思った。そこで鼻が降りてきているのだろうと考えて後漏漏の漢方薬を作って飲んでもらった。1週間後に次の薬を取りに来たときには、6割改善して、2週間後には全く痰がなくなっていた。完治


膝の痛みと肩の痛み 80歳代 女性 2017・3・8
数年来膝が痛くて、出歩くのも躊躇われていた。変形して動かすたびにコクコクと音がする。漢方薬と天然薬を飲んでいただいたら4ヶ月くらいで、本人が1人で来店するくらい痛みがなくなった。ところが1ヶ月前に転倒して、肩を打ち、そちらのほうが苦痛になった。膝の薬も飲みたいし、肩も治してほしいということで、両方の漢方薬を飲んでもらった。1ヶ月飲んで、ほぼ肩も治った。一緒に来ていたおばあさんが、私にも同じ薬を作ってと頼まれた。 


花粉症 60歳代 男性 2017・3・7
カウンターのところに来て娘が作っている花粉症の漢方薬をさっと取った。それを目的に来ていることはすぐに分かったから、漢方薬の花粉症の常連なのだろう。ただ僕は今まで応対したことがなかったので興味本位で尋ねてみた。「漢方薬で納得がいく程度に鼻水は収まりますか?」と。すると男性は「十分です。私は病院やドラッグの花粉症の薬を飲むとおしっこが出なくなるんですよ。ヤマト薬局さんの漢方薬なら、鼻水もそこそこ止まるし、逆におしっこが気持ちよく出て気持ちいいんです」と教えてくれた。何処から来てくれている人かわからないが、恐らくこの季節には牛窓まで来てくれているのだろう。


起立性調節障害 高校生 女性 2017・3・6
2ヶ月前(去年の7月)から体調が急に悪くなり、朝いつまでも布団から出てこない。体がだるくて、起き上がってもふらつく。頭がガンガンする。坂道や階段がしんどい。おしっこは1日2回しか出ない。2年前に弟の焦燥感を漢方薬で治したことがあったから、医者の治療に結構早く見切りを付け僕の薬局に相談に来てくれた。2週間分漢方薬を飲んでもらったがその後連絡がなかった。1週間前に、今度は弟も起立性調節障害の相談にやって来た。お姉さんのその後の様子を尋ねると、2週間分の漢方薬で元気になって、テニスの部活もこなしているそうだ。発症して比較的早く相談に来てくれたのであっという間に治ったのだろうが、願わくば連絡して欲しかった。役に立てずに責任を感じていたので。


適応障害 30歳代 女性 2017・3・3
数年前から嫁ぎ先で姑との確執があった。最近離婚したが、その後も体調不良が続く。実家に帰ってから食事も喉を通らないし、泣いてばかりで1日中布団にこもっている。死にたいと何度も口にする。僕の息子の病院には行けるみたいで、息子と会うのを楽しみにしているらしい。息子は心療内科の処方に限界を感じたのだろう、電話をしてきて何か助けられる漢方薬はない?と処方を尋ねられた。ある煎じ薬と粉薬を処方するように助言した。母親がその日のうちに処方箋を持ってきた。母親も相当まいっていた。お嬢さんがもし来られるようなら一度会いたいと言うと、とてもそんな状態ではないらしい。ところが2週間後には、本人が処方箋を持って1人で車を運転してやってきた。肉体的にも精神的にも随分と楽になったらしい。僕が話を聞いてあげることで、なんとか薬の効くスピードを上げようと思ったのだが、必要なかった。息子の専門は消化器内科だが、漢方薬が心の病気にとてもよく効くことを体験してくれたと思う。


前立腺腫瘍マーカー 70歳代 男性 2017・3・2
前立腺腫瘍マーカーがじわじわと上がってきているけれどお医者さんは定期的なチェックだけで様子を見ましょうの一点張り。指をくわえて見ておきたくないというので漢方薬を飲んでもらった。4年間くらい飲んでもらっていたが、その間ほんの少し下がったところを維持していた。不安がなくなったのか、半年くらい来なかった。昨日来て漢方薬を止めていたら少し又上がり始めたといって、漢方薬を持って帰った。抗癌作用のある漢方薬でなくて、前立腺の働きを良くするだけの漢方薬で安価だから、目的を達するまで飲んでもいいものだ。おしっこも気持ちよく出るらしいから。


真っ赤な顔 60歳代 女性 2017・3・1
薬局に入ってきたときから何の相談で来られたかわかるくらいだった。御本人が恥ずかしいというくらいだから、明らかに人とは違う赤さだ。ただそれは皮膚病ではない。異常にのぼせている状態で、火照るが痒くは無い。恐らく触れば他人でも熱いのではないか。こうしたものを治すのは現代医学では出来ない。漢方薬を2週間持って帰ってもらったら、2週間目には「厚化粧で今日は隠してきたの?」と僕が尋ねなければならないくらい改善していた。勿論それは冗談でほぼ解決したってことだ。次の2週間は漢方薬を1日2回飲むだけにして、調子がよければ止めることにした。早い解決を喜んでくれた。

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