相談 漢方 アトピー 栄町ヤマト薬局

 

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逆流性胃腸炎   男性 60歳代 2011・7・2
神経質では日本一かというような男性。逆流性胃腸炎でタケプロン他2種類の薬をもらって飲んでいる。普通の人なら効きそうだが、まだゲップも胃酸も上がってくる。もう数年病院の薬を飲んでいるがついに漢方薬を飲んでみたいと言ってきた。タケプロンなどを飲んでいることは知っていたから、以前から考えていた漢方薬を作ってみた。彼の性格を考慮した処方だ。2週間分を2回作っただけで、症状はほとんど消えた。今度はタケプロンを飲まないようにしたいと言うことで、今日又漢方薬をもって帰った。

腹張り   女性 20歳代 2011・7・1
合格するとは思っていなかった進学校に合格してしまったからか、みんなについていけず学校に行くのが辛かった。夏休み明けにガス漏れが突然始まって高校2年で退学した。クラスの男子に臭いを指摘されたから、未だ若い男性には恐怖感を感じる。家にいると健康的なおならも出るが、電車や人混みに行くと途端におならが勝手に出る。お通じが数日に1回しかなくていつもお腹が張っているが、やはり外出すると余計に張って辛い。10年以上症状が変わらないからいつもイライラして不安感でいてもたってもいられなくなる。足がむくみやすく立っているのも辛い。1年半かかったが今日で最後の薬になった。飲み始めてまず不安感とイライラが減ってきて、漢方薬の効果を実感してくれたから、ガス漏れが少しずつ改善するのを根気強く待ってくれた。ほんの数%の改善でも重ねればついに完治した。完治したら仕事をしたいと言っていたが、数ヶ月前からバイトを始めた。働きながら治すって理想の形だ。

不眠症   女性 60歳代 2011・7・4
最近不眠で漢方薬を求めてくる人がとても多い。ある人を治してからじゅじゅのように連なっているのだが、睡眠薬を飲んでいるのに寝れないとか、睡眠薬を飲んでいると朝がボーとして恐いとか、本来的に睡眠薬を飲みたくなくていやいや飲んでいる方などだ。全員が病院の睡眠薬や安定剤を飲んでいるから、漢方薬で心地よい眠りをもたらされるかと余り引き受けたくなかったのだが、今のところ8人連続で満足してもらっているから、あながち病院の睡眠薬を飲んでいるからって断る必要もないのだと思い始めている。漢方薬の場合、不眠以外に周辺症状も一緒に片づけていくから皆さん喜んでくれる。逆を言うと身体全体を治しているから眠れるようになるのかもしれない。


アトピー  男性 20歳代 2011・7・5
ネオーラルとプロトピックを処方されている青年。全身が湿疹で覆われていて痒みと痛みで困っていた。上記の薬を使っている人はそれを止めるときの反動が恐いから基本的にはお世話したくないけれど、好青年なのでお手伝いすることにした。上記の薬をいっぺんに止めないでねとお願いしていたが、勝手に止めてしまった。以前お世話していた人が薬を止めた反動で悪化した経験があるので、勝手に止めないように頼んでいたのだが、どうせ効いていないからと思って止めたらしい。漢方薬を2週間分を3回くらい飲んでもらった辺りからゆっくりと改善し始めて、今日来たときにはかなり改善していた。娘が作ったアトピー用の軟膏もよく効いていて、その軟膏を使い始めて一気に調子が良くなったらしい。免疫抑制剤もステロイドも入っていないのに不思議だ。今では何人かに使ってもらっているが、ひどければひどいほど効いているような気がする。

腰痛  男性 50歳代 2011・7・6
大腿部から下が冷えて、腰が痛い。ウサギのようなウンチしか出ずに不快。良く漢方薬を勉強している方が前記の症状を治すためにある処方を求めてやってきたが、明らかに僕の考えとは違う。プロの考えを優先してもらって漢方薬を作った。2週間で、腰痛とウサギのウンチは治った。大腿部の冷えはさすがに一気には治らなかったが、僕の考えを優先してもらえて良かった。都会のインテリはきっとこういったタイプの方が多いのだろうが、田舎の漁師や百姓で鍛えられた漢方の力もまんざらではないだろう。

低身長 小学生 女の子 2011・7・7
クラスでダントツの背が低い子。病院で調べてもらったらホルモンの出が悪いらしい。現代はこういったケースにもちゃんと病名がついていて僕も驚いた。漢方では持っている能力を出し切れない症状としてお世話する。ホルモン療法が始まる前に漢方薬を飲み始めて1cm伸びた。その後ホルモン療法が始まって漢方薬も併用しているが短期間に2.5cm伸びて医師も驚いている。おばあちゃんが運動会に応援に行ったらしいが、極端に低いという印象は見ていてしなかったと喜んでいた。


息切れ  70歳代 女性 2011・7・8
何かをすればすぐに息が切れて横になる。数ヶ月の間に健康自慢が一気に虚弱になったから慌てふためいて病院巡り。悪いところは全くないと言われ余計ショック。病院様々で処方せんは持ってくるが僕になんか相談するような人ではなかったが、さすがに手がないと思ったのか相談してきた。僕は1分で原因も治療法も分かった。2週間分の漢方薬で9割治ったそうで、昨日もう1週間分だけ取りに来た。礼など口に出すタイプではないが、珍しく昨日は助けて頂いて有難うと言われた。漢方薬をやっている人間にとっては簡単な症状だったのだが。

パニック  50歳代 女性 2011・7・9
電話があり、冷や汗が出て、心臓が締め付けられるようになって不安で仕方ない、血の気が引いていくのが分かると言う。薬が欲しいが車は到底運転できないから配達してって依頼だ。「なんじゃろうか」と聞かれたから「パニックを起こしたんだろう」と言って、すぐに妻に漢方薬を配達してもらった。妻が配達から帰ってから30分位して本人が車を運転してきた。「もう大丈夫なの?」と尋ねると落ち着いたと答えて、礼を言って母親を病院に連れて行くと言いながら出ていった。早朝実家から電話がかかりお母さんが調子悪いから病院に連れて行ってと頼まれたらしい。恐らく不意打ちの連絡でパニック症状を惹起したのだろう。でも漢方薬ってそれくらい早く効く。勿論パニックを抑える薬で脱出する薬ではないから、日を改めて相談に来るように言っておいた。恐らくこの女性は病院にはかからないだろうから、パキシルやソラナックスは飲まなくてすむだろう。

過敏性腸症候群 頻便 がす漏れ 腹痛 30歳代 女性 2011・7・11
 こういった効果の判定方法もあるのかと思った。
過敏性腸症候群で悩んでいるある女性が、2年前に沖縄旅行をした。つい1週間前にも同じ沖縄に行った。条件が異なるのは、当時は僕の漢方薬を飲んでいなかったが、この1年くらい真面目に飲んでいるってことだ。過敏性腸症候群の症状で改善していたことを具体的に教えてくれたのだが、電話で聞いていただけだから思い出す分しか紹介できない。メモをとっていれば良かったと思う。
 首都圏の人だから当然沖縄へは羽田から飛行機で行く。当時はその飛行機からまず難関だ。乗る前に気になり何回もトイレに通い、飛行機に乗ってからも通う。ところが今回は朝トイレをすまして、その後頻繁に通うこともなく沖縄に着いたらしい。沖縄では前回では考えられないくらい、食べたいものを食べたらしい。前回はどうしてもお腹のことを最優先にして、ゴッテリしたものなど食べれなかったが、今回は折角来たのだからと食べたいものを食べようと決めたらしい。その決意ができたことだけでも大きな進歩だと思うが、その結果も何も起こらなかったらしい。とても大きな進歩だ。もっとも煎じ薬を作らなければならなかったから、滞在したのはホテルではなく、なんと言うものだったかな、自炊できる宿泊施設のような名前だったのだが。僕は旅行をほとんどしたことがないからハッキリは分からないが、確かコンドミニクル?コンドマタクル?コンドミニキテ?コンドミツケル?とか言っていたな。
 沖縄では海を始め自然の景色や、のんびりした人の風情を楽しんだらしいが、話しぶりから都会で働く人特有の戦いのポーズからしばし解放されたように感じた。僕の漢方薬が効いているのか沖縄の自然が効いているのか分からないが(行きの飛行機から調子がよいからやはり漢方薬かな)能率や効率や生産性などで過度に緊張をしいられている現代人の悲哀も伝わってくる

喘息  60歳代 男性 2011・7・12
国立病院で喘息の治療をして頂いていてずっと調子はよい。ところが数日前に風邪をひいてからぜいぜい言い出して寝ると息苦しい。開業医に言っても吸入も飲み薬も病院でもらっているのだから、今のままでいいと言われた。もう一晩頑張ったがやはり夜が辛かったので、相談に来た。3日分漢方薬を作って飲んでもらったら、その夜からぐっすり眠れたらしい。症状が無くなったから漢方薬は3日で止めた。

イボ  男子中学生 2011・7・13
手先、足先に集中して大きなイボができていた。中にはイボとイボが重なり合っているものもあった。皮膚科で治療をしてもらっていたが、出来たイボを焼くだけで次から次へと出来るので何か根本治療が漢方薬でできないかと相談に来た。少年に真面目に漢方薬が飲めるのと尋ねると一生懸命飲むと答えた。20日分ずつ漢方薬を取りに来て4回目の昨日見てみるとほとんどイボが消えてなくなっていた。2ヶ月くらい飲んだことになる。以前は手を人前に出すのがはずかしいと言っていたが、恐らく今なら誰も気がつかないと思う。嬉しそうにお礼を言って帰っていった。

パニック  40歳代 女性 2011・7・14
「気がついたら買い物を楽しいんでいる自分がいたんです」と症状の変化を教えてくれた。パニックを患って買い物が恐怖以外の何ものではなかった女性の口からこんな言葉が出るとこちらは嬉しいし、達成感もある。人の良さの裏返しでこんな症状に陥るのは理不尽だ。
でも残念ながら、この種の人が多いのだ。生きていくのが難しい時代なのだろう。こうした方にトラウマから解放してもらえるのは漢方薬を作る人間としては喜びだ。心のトラブルも結構漢方薬で改善してもらえる。


夏ばて  30歳代 女性 2011・7・15
ある病気が治ったので、ついでに毎年必ずなる夏ばてを治してくださいと頼まれた。夏ばてって意外と頼まれることが少ない。でもこの女性はすでにかなりの症状が始まっていて日増しに毎年なら悪化するそうだ。体がおもだるい、前頭部が重くなって、首も重い。戸外に出ると気分が悪くなって時に吐いてしまう。食事に時間がかかってしまう。オシッコが出にくくなって体重が落ちる。汗が一杯でて夜には足が痙攣する。便がウサギのウンチみたいになる。これだけ揃えばかなりの夏ばてだ。煎じ薬と元気薬を2週間分出していたら、首の重さと、戸外で気分が悪くなる、食事に時間がかかるの3点以外は全部解決した。又2週間分持って帰った。


幼児の便秘  4歳 女の子 2011・7・16
何日に1回位か分からないくらいお通じがなく、そのお通じも紙おむつを履いて四つんばいになり悪戦苦闘する。そんな状況から簡単なお茶であっという間に脱してくれて今ではちゃんとトイレでウンチが出来、時間もそんなにかからない。娘夫婦が10日分ずつお茶を作ってあげている。決して便秘のお茶ではないのだが、何故かお通じがよくでる。何でも自然が一番。それでだめなら現代薬。

のどのつまり  30歳代 女性 2011・7・19
仕事と家事と音楽活動をしている女性。忙しいのか疲れるのか緊張を強いられるのか、はたまた本来的な個性か、時々自律神経失調気味になる。今回はのどのつかえ、ガス腹、肩こり、多夢、ウサギのウンチで困っていた。2週間分の煎じ薬3回で完治。よく効いたと報告してくれた。

膝痛  60歳代 女性 2011・7・20
階段で膝をひねってから、膝が腫れて熱を持ち、上がるのはなんとか上がれるが、下りるのはかなり苦痛だ。今では寝ていても痛みで目が覚める。お医者さんで水を何回かぬいたけれどよくならず、健康食品のコンドロイチンを飲んでいる。それでも治らないと嘆いているが、健康食品で治るはずがない。時間とお金の浪費だ。膝痛の漢方薬を2週間分作ったら、まず夜痛みで目が覚めることがなくなり、階段もずいぶんと早く降りれるようになったと喜んでいた。又2週間分作った。

夏ばて  30歳代 女性 2011・7・21
色白でスリムで冷え性と来れば夏は弱い。たまに戦闘的な方もいるから一概には言えないがたいていは合っていると思う。体が重いと心も重くなり、毎日が堪え忍んでいる状態らしい。今年は夏ばての相談が意外と来て、良い結果に喜んでもらっている。体がこの季節に軽いなんて嘘みたいで、こちらの想像以上に喜んでくれる。同じ内容の漢方薬でなく、2週間毎に要望を聞いて作るようにしている。

パニック  20歳代 男性 2011・7・22
 寮で暮らしている彼にとってはすごい恐怖だったと思う。ましてパニック障害の予備知識がない素人の人にとっては一体自分の体に何が起こったのだと思うだろう。救急車で運ばれたのも当然だ。2回運ばれたと言っていたかな。病院でソラナックスとパキシルで治療を受けていたが全然収まらない。それを医師に告げるとすぐにパキシルが20mgに増えた。するとパニックどころではない廃人のような状態になった。それで医師に告げるとまた一瞬にして10mgに減った。症状を真剣に考えてくれるような気配がなくて僕の所に漢方薬をお母さんと一緒に取りに来た。僕はパニックは結構体力と関係があると自分の経験で知ったから、彼に何か無理をしていてそれが解決してほっとしたところで起こったのではないのと尋ねると、お母さんと二人で全くあたっていると驚いていた。それで嘗て僕が僕のパニックを治すために考え出した煎じ薬と粉の漢方薬を2週間分渡した。2週間後にお母さんがやってきて、自分で車を運転できるようになったと教えてくれた。実はその前日薬局の定休日に一人で漢方薬を遠くからとりに来ていたらしい。あいにく薬局が休んでいたからそのまま帰ったらしいが、1時間くらい運転してきたってことだ。「調子いいんでしょう、前のようにえらそうになったから」とお母さんも安心したように教えてくれた。


アトピーの塗り薬  小学生 男子 2011・7・23
1週間前、父親に連れられてきた。首の回りと腕の屈曲部と膝の裏が皮膚炎を起こしていてかきむしっている。見てすぐにアトピー皮膚炎だと分かった。色が黒くて体格も良いから、外用薬だけで治るのではないかと思って、娘夫婦が作っているヤマト薬局特製の湿疹の塗り薬だけ渡していた。すると今日は母親がその軟膏を取りに来た。首と膝の裏は完全に治っていて、肘の屈曲部が一部まだ治っていなかった。1週間でとても綺麗になっているのでとても感謝された。必ずしも軽症のものに漢方薬など必要ではなく、弱い自家製のステロイド軟膏で丁寧に手当てしてもらうだけで十分のケースも多い。ステロイドをあたかも悪者のように言うところは注意した方がいい。どれだけ病院のステロイドで難病の人が沢山救われているか。

膝の痛み  女性 60歳代 2011・7・25
町内の薬局が店じまいをされて今まで僕の薬局に来ていなかった人が来るようになった。その人達にとって、膝が漢方薬で治るなんて考えは全くなかったから、一人の膝が良くなってから口コミで数人がやってきた。この女性も2週間で膝の熱がなくなり、畑の畦を不格好な歩き方をしていたのに、今は人が見ても恐らく気がつかないような歩き方が出来ていると言っていた。もっと早くきていれば良かったと悔やんでいた。


アトピー皮膚炎  女性 30歳代 2011・7・26
夏だから露出が増えて、汗か太陽が影響しているのだろう上半身にアトピー皮膚炎が集中していた。子育てで疲れも出ているのかもしれない。元気が出て免疫を調節する漢方薬と皮膚病の漢方薬を飲んでもらった。1ヶ月半かかったが、至近距離に近づかないと分からないくらいになっていただいた。娘夫婦が作っている塗り薬も1ヶ月前から併用したから、それも治るスピードをお上げてくれたのかもしれない。今も沢山のアトピー皮膚炎の方をお世話しているが確率高く治ってもらっている。

過敏性腸症候群(飛び散る下痢)  女性 70歳代 2011・7・27
具体的な原因は教えてくれなかったが、この数ヶ月便器に飛び散るような下痢が続いている。病院で下痢止めをもらっても飲めば出ないが、薬を止めるとすぐに元に戻る。これではらちがあかないと相談に来てくれた。何かストレスがあるよねと尋ねると、付き添いのご主人が「ある、ある」と答えてくれたが具体的なものは秘密だった。便器に飛び散る下痢に対してはある特殊な漢方薬がよく効くので、その処方を作って、後はストレスに負けない体になる漢方薬も作った。2週間後にご主人が自分の薬を取りに来て「先日は妻がお世話になりました、2,3日目から普通のお通じに戻ってもう治ったらしいと言っています」と教えてくれた。この年齢でも時々過敏性腸症候群の相談がある。

オーダーメード健康茶  女性 50歳代 2011・7・28
意外や意外、結構効果があるものだ。お茶が好きな人で、娘達が薬局に並べているハーブで、自分にあったお茶を作ってと頼まれた。以来とても気に入ってくれて、お茶は全てヤマト薬局でブレンドしたものだけにしている。つい最近職場で健康診断があったそうだが、今まで一杯基準値からはみ出していたものが全部基準値に入り、指導されるものが何もなかったと喜んでいた。見た目にも顔が小さくなってシミが少なくなっていたので、体調がいいのではないのと尋ねると上記のような返事だったのだ。それと副産物として、口が苦くて困っていたのがなくなったとも教えてくれた。美味しいことをまず第一番に考えて、2番目が体によいと言う条件なのに続ければ結構効くものだと認識した。


寝ると痛む(手首足首)  女性 20歳代 2011・7・29
職場で男性と同じような力仕事をさされている。この1ヶ月、寝ると手首と足首が痛み、最近では、起きていても痛くなってきた。家族にマッサージをしてもらわないと寝れない。顔色がくすんでいるから、それを参考に漢方薬を作った。すると三日目には夜の痛みがかなり治まってきた。それから一週間で日常の痛みもなくなった。決して痛み止めではないが、原因を正す漢方薬で痛みを体が作らなくなったのだと思う。


神経質な方の便秘  男性 70歳代 2011・7・30
病院の薬以外飲んだことがないと豪語していた人。便秘をしだして色々と病院で薬をもらったが、飲めば腹痛がして水みたいなお通じしか出ない。人に紹介されてきた。神経質な方の便秘には普通の下剤ではいけない。特別な便秘薬を作ってあげた。すると滑るように気持ちよく出るそうで、以来便秘の漢方薬だけ定期的に取りに来だした。これはお医者さんでは作れない漢方薬だ。

糖尿による口の渇き  女性 70歳代 2011・8・1
ご主人の監視の目が強くてウツウツとしていた女性が、煎じ薬ですこぶる解放された。2週間前に糖尿の為に夜口が渇いて水を飲まなければならないと相談を受けた。2種類の薬草を追加したら2週間後には全く口が渇かなくなったと報告してくれた。和漢薬と言って漢方薬ではないが、フィットすればよく効くものだ。

火傷 紫雲膏  女性 70歳代 2011・8・2
煮え湯を足にこぼしたと言って市外の女性から慌てた様子で電話があった。湯がこぼれたところが真っ赤になっているらしいから、これは薬局でも対処できると思って、冷やしながら来てくれるように頼んだ。20分くらいしてやってきたから栄町ヤマト薬局特製の紫雲膏をすぐに塗ってもらった。1週間後くらいに別の漢方薬を求めてやってきたときに見せてもらったら、もうほとんど火傷をした跡は残っていなかった。さすがに紫雲膏だ。火傷には一番だ。

身体がだるい  女性 70歳代 2011・8・3
何故か最近同じような訴えで来られる人が多い。体調が悪いのに病院をハシゴしても原因が分からないと言うものだ。この女性もとにかくしんどいらしい。確かに顔に生気はないし、笑いもこぼれないし、ウツウツとしている。おまけにフラフラして姿勢を保ちにくいらしく、腰が痛くて動くのも大儀らしい。こうした原因の見つからないものに漢方薬は有効だ。僕は問診していてすぐに原因は分かった。治したいものを全て列挙してもらい、全部治るように薬を作りますというと、初めて笑顔がこぼれた。2週間後には、髪を短くして同じ人だとは思えなかった。フラフラするのは全くなくなり、だるいのも半分以上良くなったらしい。腰痛は2割くらい楽になったと言っていた。わずか2週間でこれだけ良くなればもっと頑張るのかと思ったら、煎じ薬ではなく粉薬で治したいと贅沢を言いだした。まあ、良くなっているせいだからかまわないけれど、2週間前には、どんなものでも頑張って飲みますと殊勝に言っていたのに。

お尻が痛い  女性 30歳代 2011・8・4
胃のバリウム検査をした後、お通じの薬ももらって飲んだ。当然数時間たってからバリウムは出てくれたのだが、その後お尻が痛くなった。痛みが津波のように押し寄せるみたいで、電話の向こうで泣き笑いをしていた。幸いその方は薬剤師さんだったので、処方を教えてあげると自分の勤務している薬局の漢方薬を飲んで、すぐに痛みが治まったらしい。2週間に一度僕の処方を盗みにやってくる熱心な薬剤師さんだが、あれだけ苦しんでいる様子が伝わってくると、処方がばれるのも仕方ない。ああ又彼女が一歩前進した。でも如何に漢方薬が早く効くか体験してくれて良かった。漢方薬は決して体質改善薬なんかではないのだから。

過敏性腸症候群 ガス漏れ  男性 30歳代 2011・8・6
何月までに是非完治したいと言って、ハッキリと目標を持って過敏性腸症候群の漢方治療を始めた方。その通りに完治したが、完治してからも又ハッキリと期限を区切って何月まで時々飲みますと言っていた。だから前回から3ヶ月過ぎての2週間分の注文だが、僕が様子を尋ねると「絶好調です」とだけ答えた。もうその言葉以上何も聞くことがないので又2週間分送ったが、これで数ヶ月薬は持つだろう。かなり難関の試験に合格して恐らく新規に事業を立ち上げたのだろうが、何かをしながら治すのがいいという僕の主張を裏付けてくれるような完治の仕方だ。治ったら何かをしますでは決して治らない。


ニキビ  女性 20歳代 2011・8・6
就職して残業などが想像以上にあって、体調を崩している。でも今回治して欲しいのは顔に出来たニキビで、とくに輪郭に沿って満遍なく出来ている。それも一つ一つがかなり大きい。若い女性にとっては体調が悪いことより先に治したいのも当然だろう。ストレスから出来ているので、心の健康も含めて改善できるようなニキビの漢方薬を作った。2週間で、父親が驚くくらい綺麗になった。代わりに教えてくれた父親が今度は体調も治してと言って帰った。

胃もたれ  女性 80歳代 2011・8・8
10日くらい前に、食べた後がもたれていつまでもスッキリしない、病院で胃の薬をもらっているがしっくり来ないと言う相談を受けた。こう言ったのには娘夫婦が作っている消化剤がよく効くのでそれを勧めていた。今日又その薬を取りに来たのだがその奥さんが正直なところを教えてくれた。「あの時こんな薬を勧められてなんたることかと思ったけれど、本当に良かった。おかげさまです」と言われた。それはそうだろう、特製の胃薬だから包装がいたって貧弱だ。だけどどうしてもその処方が薬局経営には必要だから医薬品製造業という許可をもらって作っている。


治りきらない膀胱炎  女性 60歳代 2011・8・9
腎臓が一つしかなくて、残っている腎臓も機能がかなり落ちている。膀胱炎になっても医師が1週間分くらいしか薬をくれなくて、治りきらないまま不愉快な症状と同居しなければならない。ヤマト薬局に行けば何とかなると姉妹に紹介されてきてくださった。2週間分、慢性の膀胱炎の漢方薬を飲んで頂いて完治した。治りきらない膀胱炎は不愉快らしいから漢方薬の選択肢も覚えていて欲しい。

産後の痔  女性 30歳代 2011・8・10
産後1ヶ月。痔が出てお尻が痛い。少し腫れている。病院には行きたくないし授乳しているしでこまっていたら、栄町ヤマト薬局でC型肝炎の漢方薬を飲んでいてとても調子がよいお母さんに紹介されてきた。痔の漢方薬を1週間分調剤して飲んでもらったら少し薬が余った状態で治ってしまった。お母さんが薬を取りに来るときに教えてくれた。

朝の腰痛  女性 60歳代 2011・8・11
朝起きたときだけが腰が痛くてだるい。1時間位したら自然に治ってくるけれど、かれこれ数年悩んでいると言っていた。諦めていると言っていたが諦めるほどの症状ではない。2週間分漢方薬を作って飲んでもらったら、半分以上は楽になったと言ってくれた。又2週間分持って帰った。朝起きたときだけの腰痛はある煎じ薬がよく効くが、粉薬で作って欲しいという要望だったので、その通りにした。よく効いてくれたと思う。


胃腸型の夏ばて  女性 30歳代 2011・8・12
今年から仕事を始めた人。1日中会社のパソコンに向かっている。毎日残業もあり頑張っていたのだが、この2週間くらい1日中吐き気がして、パソコンに向かっているとめまいもしてくる。食欲が全くなく、食事に1時間くらいかかってなんとか大人の半分量くらい食べる。せっかく仕事に就けたのだからこんなことで辞めたくないと頑張っている。早く治ったら残った薬がもったいないから1週間分だけ漢方薬を作った。案の定、めまいまで含めて全部治った。めまいの薬も入っていたのですかと尋ねられたが、夏ばての漢方薬を作っただけで、胃腸が整ったからめまいも治ったのだろう。完全に治ったけれどもう1週間飲みたいので送ってくださいと電話があった。

パニック  男性 30歳代 2011・8・13
パニック障害は本人は勿論親も辛い。外見は以前と全く同じなのに、以前出来ていたことが恐ろしくて出来ない我が子を見るのはつらいだろう。だから回復期に、あれが出来るようになりました、これも出来ましたと、一つ一つのクリアーをとても喜んでくれる。親が喜んでくれる姿を見るのも漢方薬を作る立場から言えばなんとも言えない喜びだ。そうした経験を今複数積ませてもらっている。漢方薬でパニックは治ると断言できる。

倦怠感  女性 60歳代 2011・8・15
今年の夏は、と言うより夏に限らないのかもしれないが、しんどいという人が多い。それも60歳以上の方達だ。病院に本来かかっている世代だが主治医だけでは手に負えず、専門の大きな病院をハシゴしているというのも共通していて、何処も異常がないと診断され途方に暮れているのも共通している。この女性も2週間前に同じような症状で相談され、おまけに下痢も続いているという症状だった。2週間分漢方薬をつくってわたしていたら、昨日妻があるところでお会いして、くれぐれも僕にお礼を言ってくださいとのことだった。漢方薬ではこの種のしんどさは簡単に改善できる。

本当に鬱病?  男性 50歳代 2011・8・16
今年の6月から焦燥感(イライラして落ち着けない)服を着ている部分だけがほてって気持ち悪い。不快な汗をかく、疲れやすくて夢ばかり見る、朝目が覚めるとしんどい、吐き気がする、ふくらはぎがだるくて、足が引きつける、歯ぎしりもいびきもかく。これだけそろって内科を受診したから当然心療内科を紹介された。心療内科でこれだけ訴えると当然鬱病の診断が出て、抗ウツ薬が出る。それを飲んだらよけい調子が悪くなって訪ねてきてくれた。2週間分煎じ薬と粉薬の漢方薬を飲んでもらったら、完全に症状がとれた。4日目から急に効き始めたらしい。まだ薬を飲むかと尋ねたら迷っていたので念のためもう2週間分持って帰った。飲むか飲まないかはご本人の自由にしてもらった。


胸が苦しい  女性 30歳代 2011・8・17
職場にどうしても合わない女性がいて、その女性が長い休みから復職してきた途端、胸が苦しくなって、胃から食道、喉にかけてぎゅっと捕まれている状態らしい。お盆で仕事が休みで会わなくてすむから治ると思っていたのに全く治らなかった。誰にも絶対許せないような人間がいて考えただけでもいやになることが多いものだ。ただここまで身体に反応すると辛い。僕は、自分が作った漢方薬がどのくらいで彼女を解放してくれるか知りたかったので、調剤してすぐ目の前で飲んでもらった。彼女が「治ったみたい」と言ったのが丁度40分後だった。漢方薬は長く飲んで効くなんてのが如何に都合の良い嘘かが良く分かる実例だ。


目が覚めると身体が痛い  女性 40歳代 2011・8・18
安定剤などを病院でもらっている女性。ご主人の不調の相談について来て、自分の不調についても漢方薬を頼まれた。解決したい順から並べると、寝付きが悪く早朝覚醒で結局は睡眠時間が短すぎる。朝目が覚めると全身の関節が痛い。頭痛が持病でロキソニンも余り効かない。むくみ。こむら返り。冷たいものを食べると下痢をするなどだ。2週間して又来てくれたがその時点で改善しているのは、朝起きての関節の痛みが2割になった。頭痛が4割に減った。尿量が増えてむくまない。こむら返りは起こらなくなったなどだった。どんな不調でも2割楽になると随分快適になるものだが、ここまで改善すれば恐らく日常はずいぶんと楽になっているはずだ。表情も明らかに2週間前とは違っていて冗談も口から出ていた。恐らくかなり日常が不愉快な体調で我慢の連続だったと思うから役にたててうれしい。
過敏性腸症候群(飛び散る下痢)  男性 70歳代 2011・8・19
過敏性腸症候群という言葉をこの年代で知っていたから、そのはしりみたいな人だろう。神経質で痩せて、薬を買うときでも質問しまくりだ。ところがこの2年くらいヤマト薬局が気に入ってくれてしばしば来るようになった。1ヶ月くらい飛び散るような下痢をするから過敏性腸症候群だと自分で言ってきた。病院に行っても過敏性腸症候群は治してくれないとも言っていた。娘が応対して、牛窓の人だから1週間分だけ漢方薬を作って渡していた。1ヶ月くらいたって、2年くらい飲んでいる医薬品のコンドロイチンを買いに来てくれたが、その時に娘が下痢はどうでしたかと尋ねた。すると3日で治ったそうだ。男性は「治してもらったのに黙っていてはいけないなあ」と言っていた。娘はその後どうなったかずっと気にしていたから喜んでいた。

めまい、ふらつき  女性 70歳代 2011・8・20
7月に視界がぼやけて見えなくなりめまいがした。8月にもグルグル景色が回るめまいがした。2回とも救急車で病院に行って精密な検査をしてもらったが、脳にも耳鼻科領域にも原因は見つからなかった。その後夕方になると躓いて歩けない、下を向いては歩けるけれど、まっすぐ前を見て歩けない、めまいが毎日のようにするなどの症状で苦しむことになった。老人性の鬱の症状が漢方薬で完治した僕の患者さんの紹介で遠くからやって来てくれた。原因が大きな病院で見つからないから落ち込んでいたが、僕にはすぐ分かった。漢方薬を2週間分飲んで頂いたら、まっすぐ前を向いて歩ける、ぐるぐる回るめまいは一度もおこらなかった、と劇的な効果を喜んでもらった。夕方になると躓いて歩くことが出来ないのはどうかと尋ねたら、夕方暑くて外出していないから分からないと言っていたが、家族と一緒でないと外出できなかったのが今は一人でウロウロしているから大丈夫でしょうと言っていた。


不整脈  女性 60歳代 2011・8・22
不整脈は最近は下手に治療をすると悪化させることが多いので、病院では命にかかわらないものは相手にしてくれない。ところが患者さんは不愉快だから気になって仕方がない。この女性も病院をハシゴしたが結局は治らずに見放された感じだったらしい。20年くらい前、本人と妹さんの喉の詰まりが漢方薬で治ってもらえてから、やたら同じような患者さんを紹介してくれる。「喉の詰まりならヤマト薬局に行け」と言ってくれているらしい。実際に沢山の人が言われたから来たと言ってくれる。今回再び懸案の不整脈が2週間分の薬を少し残しただけで一度も起こらなくなったので、人生が変わったと言って報告に来てくれた。数年来の不整脈が2週間分で治ってしまった。これからは「不整脈もヤマト薬局に行け」と言いふらしてくれるそうだ。
のどのつまり  女性 50歳代 2011・8・23
具体的には教えてくれなかったが、見るからにストレスを抱えていそうだった。のどがつまって息苦しいのが数ヶ月続いていて、安定剤をもらったり、胃の薬をもらったりしていたが治らなかった。ある女性が「喉の詰まりならヤマト薬局」と教えてくれてやって来た。2週間分漢方薬を作って飲んでもらったが連絡がない。効かなかったのかなあと思っていたら紹介してくれた人が、自分の病気でやって来てた。あの喉の詰まりの女性はどうなったと尋ねたら、「2週間分で治ってルンルンでやっている」と教えてくれた。こちらは役に立てなかったのかと落胆してのどがつまりそうだったのに。

更年期障害  女性 50歳代 2011・8・24
この夏も仕事と家族のお世話で超オーバーワーク。案の定、蕁麻疹は出るわ、首や肩は凝るわ、寝ていて足は引きつるわ、顔が急に暑くなったり急に寒くなったり、ストレスがたまって寝れないわで困りきって訪ねてきてくれた。家族の方を含めて3人分漢方薬を頼まれた。遠くの方だから1ヶ月分それぞれ作った。1ヶ月たって老人の薬は又頼まれたが、ご自分の症状はほぼ完治した。体力が落ちて心まで症状が出そうだったがくい止められたと思う。


頭痛薬が効かない頭痛  女性 60歳代 2011・8・25
病院でもらっている頭痛薬も、勿論ドラッグストアで買っている頭痛薬も効かない。そんなに強い頭痛の持ち主かと思うが、本人がやってくるのだから、悪いものではない。訴えを聞いていて僕はその頭痛が全く心のありようと一致していることに気がついた。だから僕はいっさい鎮痛薬の働きをするものを出さずに、心の有り様を整える漢方薬を1週間分だけ作った。1週間後に他の用事できたが、1包飲めばきれいに頭痛がとれるのだそうだ。頭痛薬ではないことを言うと驚いていた。


湿疹  女性 70歳代 2011・8・26
C型肝炎の漢方薬を服用して頂いてとても元気になって下さっている方。今日全然漢方薬が切れるタイミングでもないのに突然遠くから来られた。前回持って帰って頂いた娘夫婦が作っているヤマト薬局特製の湿疹の塗り薬が、お嬢さんとお孫さんにとてもよく効いて頼まれてやって来てくださったそうだ。たった一つの塗り薬のために沢山の薬局や医院を通り越してきてくださるのだから有り難い。田舎に来るのは道路が空いているし建物が分かりやすいから寧ろ近い都市部に行くより来やすいそうだ。過疎の町で有利と言われるのは珍しい。

膝に水が溜まる  女性 60歳代 2011・8・27
お孫さんの世話が原因か、膝に水が溜まりかなり痛い。整形外科で水を抜いてもらっているが治る気配がない。以前ご主人の首の痛みが僕の漢方薬で治ったので私の膝も治るかもしれないと思って来られたらしい。膝の水を抜く漢方薬と天然薬を飲んで頂いたら最初の2週間で効果が現れて、明らかに水のたまりと痛みが減ったらしい。以来2週間分を3回取りに来られているが、通院はやめたらしい。もう少しで治りそうな気がすると言っていた。


自律神経失調  男性 60歳代 2011・8・29
2週間で以下のことが改善したのに「少しいいです」は言葉の使い間違いだろう。
じっとしていたり、振り返るときには足を踏ん張っていないと倒れそうと言っていたのが、2週間の間に3回しか起こらなかった。血圧が最高180最低95だったのが120と86に下がった。朝起きるのにしんどくて30分かかっていたのが、目が覚めてもしんどくないそうだ。手術後の両手先のしびれがかなり減った。40年以上過敏性腸症候群で諦めていたのに、便に形がでてきて、便の回数も半分に減った。前頭部の痛みがなくなった。これだけ改善したから日々の不安感がなくなった。「ご主人、2週間でこれだけ改善したら僕らの世界では著効と言って劇的に効いたと言うんですよ」と言っても「最後まで少し良くなった」と言い続けた。

汗泡  男性 60歳代 2011・8・30
手のひらや指に水泡が出来て痒い。それが潰れてしまうと楽になる。これを繰り返す人は意外と多く、確実な治療法もないから諦めている人もこれ又多い。この方には2週間分お嬢さんが漢方薬を送ってあげた。するとそれだけの漢方薬で、皮がむけたり痒くなったりするのが収まってしまった。これでお終い。

偏頭痛  女性 30歳代 2011・8・31
12年間偏頭痛と筋緊張性頭痛の両方に悩まされている。目の奧や眉間を押さえながら、痛み止めでごまかしながら生活していた。以前慢性鼻炎が完治してくださったので又訪ねてきてくれた。2週間分煎じ薬を作って服用して頂いたらそれだけで完治した。若いから先が長く頭痛なしで暮らすことが出来る価値は、計り知れないものと思う。