相談 漢方 アトピー 栄町ヤマト薬局

 

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便秘 夫婦 60歳代 2015・5・2
奥さんがほうっておけば2週間くらいお通じがなかった方。漢方薬を飲んでいただいてから毎日お通じがある。御主人が今度は便秘になって、と言っても気持ちよく出ないと言う程度なのだが、奥さんの漢方薬をもらって飲んだら久しぶりに気持ちよく出たらしい。以来利用しているらしくて、今日は2人分取りに来た。実は奥さんに作っている便秘薬は、だんなの存在が一番のストレスで、それが原因で便秘しているから自律神経を整える便秘薬なのだ。それを原因である御主人が飲んでもよく効くのだから面白い。
圧迫骨折 女性 70歳代 2015・5・12
圧迫骨折をする前は膝の漢方薬を飲んでいた。だから圧迫骨折で入院して、その後退院してからすぐに圧迫骨折をした人用の漢方薬に切り替えた。普段からヤマト薬局を利用してくれている人は自然にそういった選択をしてくれる。簡単に言えば漢方薬をとても上手く利用する。昨日その人を見て驚いた。圧迫骨折をした人は、背中が極端に出て、言葉は悪いがせむしのようになるものだが、全くそんな感じがなく、他人が見ても分からないくらい背筋が伸びている。本人も体調がいいから1日2回だけ漢方薬を飲んでいると教えてくれた。畑仕事も以前と同じくらいできるそうだ。

耳鳴り
 男性 50歳代 2015・5・16
自分がひいきにしていた薬局が廃業したらしくて、仕方なく僕の薬局に来始めた人。最初は田舎の薬局を馬鹿にしていたのか、取り付く島もないくらい横柄な態度だった。最初だけで2度と来ないだろうと思っていたら、2週間毎にやってきてだんだんと打ち解けてきた。それは耳鳴りがかなり収まってきたからだ。今では、自分から話をする。

抗がん剤の副作用防止
 男性 70歳代 2015・5・18
前立腺がんが転移している。抗がん剤治療で副作用が激しく、嘔吐して、2クール目が思いやられていた。その時に相談を受け、副作用防止の煎じ薬を飲んでもらっていたら、2クール目はほとんど副作用が現れなくて、大学の先生も驚いているらしい。患者さんが理由を先生に喋ったそうだが、勝手に飲んでいることにさすがに何の注文も出なくて安心して又2週間分取りに来た。

腹痛 女性 30歳代 2015・5・18
子育てと仕事の両立で一所懸命のお母さん。この1ヶ月くらい、1日中お腹が痛くて、お腹がパンパンに張る。げっぷもよく出て職場で恥ずかしい。お通じはあるが残った感じがして不愉快。自律神経の薬をくださいと言ってやってきたが、過敏性腸症候群の漢方薬を1週間分作って飲んでもらったら、それだけで完治した。勿論僕は過敏性腸症候群なる言葉を本人には言っていない。もしその言葉を出すとインターネットで調べて、あり地獄に落ちて行ってしまう。本人には単なるお腹の不調でいいのだ。所詮頑張りすぎ病なのだから。

おでき 男性 30歳代 2015・5・20
月の半分は必ずと言っていいほど体のどこかにおできが出来ていた。忙しい日々が続くとその頻度が増す。12月から漢方薬を飲んでいただいていたら、この4月5月、本来なら忙しすぎて悪化していいはずなのに、逆に出なくなったらしい。とても喜んでくれた。
不整脈 男性 50歳代 2015・5・21
IT関連の仕事を独立してやっている方でとてもハードな生活をしているみたいだ。才能があるのだろう、東京から牛窓に住所を移してやっている。仕事が過ぎたのか突発性難聴になって片方はかなり聴力が落ちた。ただ相談されたのがずいぶん月日がたってからだから、治療は3日以内と言う原則からは程遠い。ただ御本人は少しでも回復したらと希望をもたれて相談してくれた。僕は以前から不整脈の処方箋を持ってきてくれているのを知っていたから(娘夫婦の担当)できればどちらにもよい影響を及ぼす漢方薬を作りたかった。そして飲んでいただくこと2ヶ月で、案の定不整脈についてはかなりの効果が出て御本人にも感じてもらっている。無理をしても脈が乱れないそうだ。何年も飲んでいる不整脈の現代薬がいらなくなればいいなと思っている。ただ聴力にはまだ変化はない。

再発 
女性 40歳代 2015・5・23
若くして人が一番なりたくない病気になって、2年前に再発した。免疫を高める漢方薬を所望されてその漢方薬を飲み始めた。途中、気持ちが鬱々とすると言う状態に陥ったので、心身ともに元気になっていただく処方に変えると2週間でウツウツがなくなり睡眠も良質なものになった。このトラブルには心身の健康が一番大切だ。

のむくみ 男女性 70歳代 2015・5・28
事故の後遺症で動きが少ない方。2ヶ月くらい前から足がパンパンにはれてきて、不愉快らいい。事故の後遺症とくっつけて考えてしまうからかなり気弱になっていた。漢方薬を2週間分、それを2回でほぼ完治。どこか悪いのかと思いわずらっていたが、そのストレスも解決して喜んでいた。

痔の出血と痛み
 女性 70歳代 2015・5・29
1ヶ月くらい前から、痔の出血と痛みが続いていた。ドラッグストアでテレビでコマーシャルをいやっているものを買って治療していたが、全くよくならない。そこで諦めて相談に来てくれた。まずお通じからして悪いから、よい便通がつく痔の薬を作らなければならない。5日分作って飲んでもらったら、まず出血が止まり、次の5日分で痛みもなくなり、完治。

ニキビ跡 男性 20歳代 2015・5・29
時々半端ではないニキビの方が来られる。彼もその中に1人だ。現役で出ているニキビもすごいが、瘢痕がケロイド状態になりまるで月面だ。漢方薬を飲んでもらって現役のニキビがかなり減ったから、瘢痕の治療を兼ねて漢方薬を飲み始めた。すると顔が扁平になった。恐らく顔に触ってもごつごつしていないのではないかと思う。
本人も効果を認めてくれ熱心に漢方薬を飲む。

脳出血後遺症 女性 60歳代 2015・6・4
寝たきりの舅と、徘徊する姑の両方を数年世話をした。どちらも見送った後、脳梗塞になった。言葉も体も麻痺はなかったが、右半身が四六時中痛く、足の裏は剣山の上に立っているようだと表現した。またそのような症状だから夜ほとんど寝ていないのではないかと言うくらい眠れないそうだ。脳梗塞後遺症の煎じ薬を作って飲んでもらったら、半月で、痛みがかなり弱くなって、何か用事をしているときは痛みのことを忘れていたりするそうだ。睡眠も4時間目が覚めずに眠れるようになったらしい。漢方薬の効果に驚いて、近所の人(脊柱管狭窄症)を紹介してくれた。
原因不明の痛み 男性 30歳代 2015・6・5
数年来体中が痛くて困っている。神経ブロックも効かない。ロキソニンを多いときには1日8錠位飲んでいたらしい。家族の方が相談に来た。煎じ薬を2週間飲んでもらったら、少し良い様な気がする程度の効果だった。そして次の2週間目で、痛いと言う言葉が口から出なくなって、鎮痛薬も飲んでいないみたいだと家族の方が教えてくれた。家族の方も喜んでくださり又2週間分持って帰られた。

うつ病
 男性 50歳代 2015・6・6
医師に僕の煎じ薬を飲んでいることを打ち明けたら、すぐに止めてくださいと言われた。当然患者はそれに従うが、その日から食事が全く美味しくなくなり食べられなくなった。気分もせっかく上り調子になりかけていたのが元の木阿弥になった。慌てて再び煎じ薬を飲み始めるとその日から食事が食べられだしたし、気分も上向いた。鬱になるくらいだからもともとまじめな方だが、身を守るときくらいう「嘘も方便」も大切だ。治ればいいのだから。
膵炎 30歳代 女性 2015・6・9
慢性膵炎で、いつも背中に鉛をぶち込まれたような不快感があった。体からそこの部分が無くなってくれればいいくらい辛かった。漢方薬を飲み始めて2ヶ月で(最初の1ヶ月は不真面目な飲み方だった)ほぼ不快症状がなくなった。生活がとても質のよいものになったみたいだ。

腸憩室
 50歳代 女性 2015・6・12
3年前から腸憩室炎を繰り返している。最近は2週間に一度必ず激痛に見舞われる。便秘でコロコロ便や粘液便が出る。病院では痛み止めと整腸剤が出るが、全く改善しない。2週間分漢方薬と薬草のお茶を飲んでもらったら、この2週間は久しぶりに何もなかった。何か違和感があるくらいですんだらしい。このまま続けてくれればきっと快適な日々になる。
蓄膿症 20歳代 女性 2015・6・16
外国の方。蓄膿症で黄色と緑の鼻汁が出る。鼻が詰まって寝れない。頭が痛い。匂いが分からないを訴えて病院にかかっていたが効果がないので漢方薬を作ってくださいと頼まれた。国に帰るまでに治したいそうだ。2週間分漢方薬を飲んでもらったら、緑の鼻汁が無くなり、白と黄色になった。鼻づまりが無くなり夜寝ることが出来る。頭痛が軽くなった・・・が改善して喜んでもらえた。後は黄色の鼻づまりと、匂いだ。匂いが恐らく時間がかかる。

足のむくみ
 30歳代 女性 2015・6・17
脊柱管狭窄症で足がしびれる。足のすねから下に(特に左側)紅斑が出来てかなり目立つ。まだらなあざのように見える。
左足のふくらはぎがパンパンに腫れてつかんでも石の様だ。2週間漢方薬を飲んでもらったら、石のようなふくらはぎがフニャフニャになり、だるさが取れた。紅斑も少しうすくなったと家族から言われたそうだ。

痔の出血 
70歳代 女性 2015・6・20
もっと早く来てくれれば簡単なのだが、悪化しないと来てくれないから、2回漢方薬を作る羽目になった。痔の出血を自分で治そうとして色々試した挙句1ヶ月くらい出血を続けていた。最初の漢方薬を5日分飲んでほぼ治ったが、まだ不安だったからもう5日分持って帰った。昨日わざわざ電話をくれ、お礼を言ってくれた。ドラッグストアで薬が簡単に手に入るから、効かない薬をずっと続ける人がいる。痔の出血で2人続けて経験した。お尻の相談だから言いにくいのだろうが、無駄な努力をするよりはいいと思うが。

喘息悪化
 70歳代 女性 2015・6・26
国立病院の処方箋を、ずっと持ってきてくれているからどんな治療をしているか全て分かる。ステロイドの吸入から、内服、気管支拡張剤、もうこれ以上ないくらい手厚い治療だ。それなのに調子が悪くてしんどいといってきた。漢方薬もこれだけ飲まれていると出せれない。唯一出せるのが、ステロイドが効かない人のための喘息漢方だ。それなら一杯病院の薬を飲んでいる人にも飲んでもらえる。1週間分漢方薬を持って帰ってもらったら、ずいぶんと楽になり、以前のコントロールできていた状態に戻って安心したといってくれた。

老人の全身の痛み
 90歳代 男性 2015・6・27
 「親父が脚立に上って木の剪定をして困る。落ちて怪我をしても知らんぞと言っているんです」と、僕より数歳は上に見える男性が、あきれたように言うが、それは違う。5月の頭には「一日中痛い痛いと言っているのに、病院に行っても先生は相手にしてくれんから、親父がぼけてきて何にもしないんです。1日中寝ているし、飯もちょっとしか食わんし」とその男性はそれこそ心配そうに言っていた。わずか2ヶ月でこれだけ評価が違う。奇跡的と評価してくれるが、それもまた違う。
 息子がその男性の漢方薬の処方箋を発行し、患者さんが持ってきた。といっても本人は90歳を過ぎているから、息子さんが代理で持ってきた。おおむねいい処方だと思ったが、一工夫できるので息子に電話をかけ、ある生薬を足してもらった。それを飲んだ結果が「脚立に上る」だから、してやったりだ。これこそ漢方薬の力だろう。恐らく今までかかった医者たちは、老化だから仕方ないといってほとんど親身に接することはなかったのだと思う。息子が診察しているときに偶然やって来た患者らしいが、鍼を打ってあげて、漢方の処方箋もきったのだから、患者さんがすごく喜んだらしい。どうなってもいいと自暴自棄のような言葉を吐いて家族を困らせていたらしいが、以来前向きになって、次第に、いやあの年齢なら、見る見る元気になっていった。
 「昨日まで元気、今日死ぬ」かの国の女性達が教えてくれた、かの国の人死に方をこの国の人も見習わなければならない。そのためには「今日元気」が必須の条件だ。
 お年よりは、数ある病気を攻めるより、栄養失調を防ぎ、漢方薬で元気にしてあげたほうが生活の質は上がる。
子供の焦燥感 小学生 男子 2015・6・29
薬局に入ってくるなり、僕は少年の苦しみがすぐに分かった。体の傾き、視線、なんとなく伝わってくるものが少年の苦しみを如実に表していた。いつもイライラして仕方ない、激しい貧乏ゆすり。これが母親が教えてくれた主訴だが、僕は原因が必ずあると思った。そして単刀直入に「ボク、いなくなって欲しいようなやつがいるのではないの?」と尋ねた。すると少年は間一髪いれずに「2人いる」と答えた。母親は驚いていたが、そしてその二人のことを知りたくなかったかもしれないが、よく傍観者でいてくれた。おかげで少年は心の中にあるものを全て話してくれた。こうなれば漢方薬を作るのは簡単だ。2週間後に来たときには打って変わって聡明そうで、きりりとしまった表情をしていた。平生はイライラもしないし、貧乏ゆすりは100%治った。焦燥感と言う行き場のない精神状態で授業を全うしなければならなかったのはさぞかし辛かっただろう。僕も一時期焦燥感で苦しんだので、ぜひ治して上げたかった。あの時は本当に辛かった。

無菌性の膀胱炎 
70歳代 女性 2015・6・30
40日前に、血尿を伴う膀胱炎で病院の治療を受けた。抗生物質で治療したが、下腹部の不愉快な感じだけが抜けなくて困っていた。細菌がもう検出されないから抗生物質はいらなくて、治療は終わっているそうだ。どうにかならないかと相談を受け漢方薬を郵送した。1週間後に、下痢気味になるから心配して電話をかけてきた。話を聞いていると年齢の割りに冷たいものの飲みすぎだ。そのことを注意して、肝心の下腹の不快感はどうなのか尋ねたら、もうすっきりしているらしい。まずそちらから話題にするべきだと思うのだが。