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2016年/1月〜2月 |
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のた打ち回る痛み 女性 40歳代 2016・2・29
5年前から年に数回食後2から3時間後に、みぞおちと背中にのた打ち回るほどの痛みが来て冷や汗や吐き気で苦しみ続ける。横になって寝ようとすると心臓が震え空咳が出る。これが数日間続き病院の薬がほとんど効かない。最近は年に数回がどんどん増えてきた。漢方薬を飲んでもらったら、1包で「これは効く」と思ったらしくて実際に、2週間分のほとんどを残して治ってしまった。冷凍庫に保管してもらっている。
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ビッコをひかなくてすむようになった 女性 50歳代 2016・2・24
とても美人で魅力的な方だから、ビッコをひいて歩かなければならなかったのはかなりの屈辱だったろう。まじめに膝の漢方薬を飲んでくれると思っていたらそうした下地が合った。恐らくこのまま服用してもらえれば100点が取れると思う。
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聴力が上がった 女性 50歳代 2016・2・23
10年前に、仕事による過労でめまいや耳鳴りを起こした。それ以来体調不良が続いたが、耳も聞こえづらくなっていた。数ヶ月前から、耳鳴りと難聴を目的に漢方薬を2種類飲んでもらっている。先週耳鼻科を受診したら、聴力が回復していると言われた。実際に音が響くくらい聞こえ始めたらしい。聞こえすぎも気持ちが悪いからもう少し飲んでもらって正常にしたいと思っている。
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膝に水がたまる 女性 70歳代 2016・2・22
昨年の8月に転倒し膝を痛め、13回水を抜いてまだ治療中。患部はまだ熱く痛みは軽減せずに歩くのが辛い。階段を下りるときには飛び跳ねるように降りる。漢方薬を飲んでもらって、膝が腫れなくなり痛みが半分に減った。あまりの効果にびっくりしていた。その話を聞いた知り合い2人(膝の痛み 肩の痛み)を連れて来てくれた。
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胸が苦しい 男性 60歳代 2016・2・20
10年くらい胸が苦しくて脈が速い。以前は坂道や階段で症状が現れただけだが、最近は仕事中でもしばしば苦しくなる。病院に行っているのかたずねたら病院には行っていないと言う。いく気もないらしい。恐らくそれは顔を見ただけで分かる大酒のみをとがめられるからだと思う。そうなれば漢方薬で長生きできるようにしなければならないよと約束させて、煎じ薬を作ってもらうことにした。2週間後の昨日きっちりやってきて、4割症状が消えて仕事をやる気が出てきたと言っていた。心臓病は漢方薬がかなり活躍できる分野だ。
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臭わない 女性 50歳代 2016・2・19
数年間、ウンチの臭い以外わからなかった。アレルギー性鼻炎から、蓄膿症になり、それも悪化していた。蓄膿症のほかに、体質的な弱点を漢方薬で改善していたら、臭いが復活してきて、最初はコーヒー、今は灯油など生活にまつわる臭いが復活してきた。これは本人にとっては奇跡に近い喜びで、生活の質がぐんと上がったらしい。
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腰痛 男性 60歳代 2016・2・18
いい評価を絶対しない男性。ただ3ヶ月まじめに飲んでくれた。そして昨日、今度は膝を治してくれと言うので「腰はどうしたの?」と尋ねると「治った」と答えた。普通は1割治った、3割治ったと報告してくれるのだが、途中は全くなく、効くか効かないかだけが評価の対象だったのだろう。それでも膝も治りたいのだろう、問診には丁寧に答える。
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教室で頭痛がする 女性 小学生 2016・2・16
ある先生の授業のときだけ頭痛がして悪寒がする。先生の無神経な言動で苦しめられていた。漢方薬を飲むとそのどちらも改善して、懸命に授業を休むことなく出ている。痛々しい。
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抗がん剤治療による吐き気 男性 70歳代 2016・2・15
新しい薬で挑戦し始めた抗がん剤治療で、吐き気が強くて治療を断念しそうだという相談。抗がん剤の治療はいい結果が出ているそうで、吐き気の治療も病院でしているから、これ以上は無理で我慢して欲しいといわれたらしい。1週間分漢方薬を作って飲んでもらったら3日でほとんど吐き気が消えて、お礼の電話をくれた。次回も恐らくこの漢方薬で抗がん剤治療を滞りなく受けられると思う。
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過敏性腸症候群 ガス漏れ 男性 20歳代 2016・2・13
久しぶりに2週間分だけで完治する人が出るかと思ったが、9割改善だった。1割改善しても結構楽だから9割も改善すればもう治ったようなものだ。ただ皆さん長年のトラウマで、或いはネットの中の悪意で「ガス漏れは治らない」なんてインプットされているから、こんなに早く治るのもまた不安なのだろう。ただ、この方は電話相談のとき、本来はリーダーシップを発揮して活躍される方のような気がしたから、何かのきっかけで治ってくれると思った。わずか2週間で友人が人が変わったといってくれたみたいだ。僕の印象では元に戻っただけだと思うのだが。「すごいですね」とお礼を言われたが、すごいのは誰にも備わっている自然治癒力。漢方薬はそれを導き出すだけ。
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うっ血性心不全 女性 70歳代 2016・2・12
少し動くだけで息が切れて、今では杖を持って歩いても100メートルも歩けない。タクシーばかり利用する。足がパンパンになって辛い。2週間分の漢方薬で、今まであまり出なかったおしっこが増えて、足のむくみがかなり取れた。まだしんどさに変化はないから、2週間分漢方薬を郵送した。
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陰部が痒い 女性 60歳代 2016・2・10
半年くらい陰部が痒くてたまらない。ドラッグでその種の薬をいくつか買ってつけたが、むしろ悪化している。電話相談を娘が担当して2週間分漢方薬を送った。すると症状が半減して、随分と楽になったそうだ。漢方薬がどうして下の痒みに効くのか不思議がっていた。
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耳鳴り 目がぶれる 男性 30歳代 2016・2・9
職場の上司と考え方が合わずに、一挙手一動注意される。12月に急に耳鳴りが始まり体が揺れるようになった。ものを見ていても物がぶれて視線が定まらない。耳鼻科眼科、挙句は心療内科に行ったが解決しない。退職して帰岡し、お父さんに紹介されてきた。本来なら耳鼻科系の漢方薬を出すのだが、いきさつから心の漢方薬を作った。すると2週間分の漢方薬で耳鳴りが6割くらい減った。動揺感や目のぶれはなくなった。又2週間分思って帰った。
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手術を免れた蓄膿症 男性 中学生 2016・2・8
ほとんど完全に鼻閉で、口呼吸。黄色や緑の鼻汁がでる。痛みはあるし、集中力にも欠ける。大学病院で手術を予定に入れておくように言われていた。漢方薬を飲み始めて鼻汁の色がよくなり、鼻が少し通るようになった。漢方薬を飲み始めて3ヶ月してMRIを撮ったら、鼻腔の3分の一がきれいな空洞に変わっていて、先生が手術の必要はないといってくれたそうだ。受験に間に合ってお父さんが喜んでくれた。
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2ヶ月止まらなかった咳 男性 50歳代 2016・2・2
リンコデなどの咳止めを数箇所の病院で処方してもらったが一向に咳が止まらない。出張で同じ宿に泊まる部下からも心配される。信頼している医師がもう現代薬では手の打ちようがないから漢方薬をどこかの薬局で作ってもらうようにと助言を受けた。そこでやってきてくれたのだが、明らかに咳が止まらない原因があるように僕には思えた。咳止めというより、その原因を正す漢方薬を作って渡した。すると1週間で完治した。
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脊柱管狭窄症 男性 80歳代 2016・2・1
恐らく脊柱管狭窄症の患者では最高齢だと思う。89歳の男性で1人住まいらしくて、耳も遠いから電話相談で苦労したが、しっかりされているので、お世話させてもらった。昔柔道をしていたらしくて、それが響いたのかもしれない。漢方薬と自然薬、それにある運動をしてもらったら、2週間で既に効果が出て、痛みが半減し、歩ける距離が増えたそうだ。何歳になっても効くものだ。僕が脊柱管狭窄症の方に作る漢方薬が自然治癒力を喚起するものだからかもしれない。だから、効いてくれるまでの時間はまちまちだが、最近はほぼ100%近くお手伝いが出来ているような気がする。
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脊柱管狭窄症 女性 60歳代 2016・1・30
食料品を製造している会社の奥さん。長年よく働いてきた。歩くのが辛くなって病院に行くと脊柱管狭窄症の診断が出て、手術も視野に入れてくれとのことだった。ある日、納品したスーパーの店主が、歩きづらそうな奥さんを見て、自分の過去と同じだと思って(脊柱管狭窄症半年で完治)ヤマト薬局を紹介してくれた。2週間の漢方薬で、見ても分かるくらい歩き方が楽になった。痛み止めと血流改善薬だけひたすら飲まされていて、どんどん悪化していたらしい。
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膝が歩くたびにキヤッとする 女性 80歳代 2016・1・29
この年齢でもよく効くものだ。糖尿の煎じ薬を飲んでとても調子がよいお嬢さんが連れて来てくれた。歩くたびに右足が痛むから何とかしてあげて欲しいとのことだった。2年くらい病院にかかっているが痛み止めとシップだけで悪化しているという。2週間分漢方薬と天然薬を持って帰ってもらったら、痛みが半分くらいに減ったらしい。確かにビッコをひいていない様にみえた。喜んで又2週間分を持って帰られた。
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入試で腹痛 男性 高校生 2016・1・28
お母さんが心配顔で入ってきた。息子さんが最後の模擬テストで、腹痛とお腹が張る症状で試験に集中できなかったと悩んでいると言うことだった、受験が5日後に迫っていた。5日間の不安を取る漢方薬と、前日から飲んでもらう腹痛を起こさない漢方薬を1日分持って帰ってもらった。昨日お母さんが来られて、無事試験を受けることが出来たと報告してくれた。もう数回入試を受けるらしいから、その回数分の漢方薬を持って帰った。「合格したら僕のおかげ、落ちたら息子さんのせい」と言ったら笑っていた。お母さんの気持ちをやわらげてあげるのも大切。親の心配が伝わって余計不安になるから。
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PSA(前立腺癌の腫瘍マーカー) 男性 70歳代 2016・1・27
前立腺肥大の症状(勢いよく飛ばない 終わったと思っても又出始める 夜間3回おしっこに起きる 残尿感)を和らげる漢方薬を1年前に望んで来た。腫瘍マーカーも下がればいいなと、別に期待はされなかったが言っていた。ただ僕が作る前立腺肥大の漢方薬でPSAが下がる人は結構経験している。この方も昨日病院で調べたら、わずかに下がっていた。一度も今まで下がったことがないので喜んでいた。
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目の周りが痒い 女性 30歳代 2016・1・26
目の周り(瞼)が痒くて、眼科と皮膚科にかかったが、結局はステロイドの塗り薬だった。塗ると少しは収まるが止めるとすぐに元の痒さに戻る。数ヶ月塗ってきたが目のすぐ傍までステロイドを塗るので怖くなって相談に来た。僕は目頭と目じりも痒くないかと尋ねた。すると風呂に入ったら目頭が特に痒くてたまらないと返事をくれた。これで治すことが出来ると思ったので漢方薬を作って1週間飲んでもらった。すると8割くらい治ったと思うと1週間後にやってきて教えてくれた。とても喜んでくれたが、完全に治したいのでもう1週間持って帰った。
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過敏性腸症候群 女性 高校生 2016・1・25
最初依頼されたときの希望がその程度だったのかと驚いた。お母さんが土曜日に漢方薬を取りに来た時に今までのお礼を言ってくれたのが「高校を卒業さえしてくれれば十分だったのですが、大学まで行かせてもらえました。本当にありがとうございました」だったのだ。僕は本人に一度だけ会ったことがあり聡明そうなのは分かっていたし、又電話で勉強が好きと言っていたから、当然大学に行くものと思っていた。恐らく大学に行けないと決め付けていたのは、僕のところに来るまでの病院の治療のせいだと思う。親子で、いやおばあちゃんを含めて3代で途方にくれていた。それまでかかった医療機関で、症状を本当に理解してもらえなかったことや、インターネットの世界の虚偽に満ちた情報で谷底に突き落とされていたみたいだった。本来は元気一杯に見えるお母さんだって気弱に見えた。最初相談、いやあれは相談とは言えない。最初はほとほと困った家族が、仕方なく来てみただけのような感じだった。おばあちゃんが町内だからしばしば僕の薬局を利用してくれていたが、遠くへ嫁いだ娘は実際に僕の薬局を利用したことはなかった。孫の病気が治らないので、里帰りの時に「冷やかし程度」で来てみただけのように映った。そして「娘が高校2年生のある日を境に教室におれなくなって・・・」と話し始めた。お腹が痛いとか何とか続けたが、僕には分からないだろうと言う雰囲気を今でも良く覚えている。ところが僕がそうした周辺症状ではなく「本当に困っているのは教室や電車の中でおならが漏れることではないの?」と尋ねたことから、お母さんとおばあちゃんの表情が一気に変わった。僕がそういった病気は過敏性腸症候群の範疇に入ると言ったことでも驚いたみたいだ。僕にとっては既に1000人以上過敏性腸症候群の方の世話しているから珍しくもなんともなかったのだが、こんな田舎、と言うよりこんな近くに過敏性腸症候群と言う病名を知っていて、おまけにその為の漢方薬を作れる薬局があることが信じられなかったみたいだ。もっとふるさとに誇りを持って欲しいが、田舎のこれが宿命なのだ。大都会の薬局なら、立地や名前でスタート時点から信用を得られるが、過疎の町の薬局は実績しか信用してもらえないのだ。僕は30年その屈辱とハンディーと戦ってきているが、それがあったからこそかもしれないと最近では自分に言い聞かせている。
結局、1年と1ヶ月で完治してもらえたのだが、前途ある若者のハンディーを取り除けたことになる。多くの青年が、青年がゆえに自爆して青春やそれ以降を失う。こんなにもったいないことはない。個人が持っている力を社会の都合に合わせられ、肩書きと経済力を持っている人間だけに都合の良い社会が作られている。そうして流れに漢方薬を通して抗いたい。ちなみに彼女が克服した症状は、肛門に違和感がいつもある。大きなおならが出ない。心臓が圧迫されて息苦しい。登校しようとするとお腹が痛くなる。げっぷを無理に出す。唾液が溜まる。授業中ガスが漏れ続ける。電車の中で皆が騒がしい。臭いと乗客が言う・・・だった。
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解離性動脈瘤 女性 50歳代 2016・1・23
解離性動脈瘤を指摘されている。脳ドックで動脈硬化が進展しているとも言われ、意を決してやってきた。父親が心臓バイパスの手術を受けていて、そちらの不安が大きい。自身の血圧も上が160、下が90以上。漢方薬を飲み続けることを約束してもらって(と言うのはいつもすぐ止める癖がある)1か月分の煎じ薬を作った。1ヵ月後にやはり飲めないのかなと思っていたら40日後にやってきて、血圧が140台(最高血圧)から80台(最低血圧)まで下がったと言った。一所懸命?飲んでいますといったので又1か月分作った。
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とにかくしんどい 女性 30歳代 2016・1・22
華麗なる学歴があり、2人のお子さんを育てている女性。研究室で働いているが、疲れ具合が尋常ではない。相談を受けたときに体力がつく漢方薬を2週間分服用していただいたが全く効かなかった。そこで問診を繰り返し、仕事の悩みを抱えていることを知った。そこで心の疲れの漢方薬を飲んでもらったら、2週間で一気に疲れが半分以下に減った。心の疲れを、肉体疲労として感じていただけなのだと、こちらも勉強になった。
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膝に水がたまる 女性 70歳代 2016・1・21
症状を聞いたときにあまりピンと来なかった。数年膝に水がたまり、2週間毎に病院で抜いてもらっていると言うのだ。膝が腫れて赤くなり熱も持っている。と言うことは今だ急性の症状を呈していることになる。お孫さんの過敏性腸症候群を治してあげたら、お孫さんが紹介してくれた。数年間の病気に急性の処方を組むことは珍しいが、初期の漢方薬を飲んでもらった。すると2週間たっても水がたまらなく痛みも随分と軽減したそうだ。希望が出たと又2週間分依頼された。
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多発性骨髄腫 女性 40歳代 2016・1・20
多発性骨髄腫の診断を受け、免疫を表す数値がある値を下回ると入院して抗がん剤治療を受けるよう言われている。今まで下がり続けていたらしいが、煎じ薬を飲み始めて2ヶ月過ぎて、初めて値が上昇に転じた。貧血もあるのでその生薬も先月から煎じ薬の中に入れたら、貧血も改善された。これは息子の患者の例だが、もし薬局ならこれにまだ、抗癌作用のある生薬も別途服用してもらえる。恐らくそうすればもっと効果は上がるだろうが、残念ながら病院の患者さんはなかなか自己負担に関しては慣れていないので勧めづらい。
患者さんは処方箋を持って車で10分くらいの僕の薬局にやってくる。その時にかなり詳しく問診して、それを息子にフィードバックし、夕食のときに再び処方を考える。これが本当の医薬分業だろう。
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涙が出るくらい気持ちのよいお通じ 女性 40歳代 2016・1・18
この1年くらい家庭内のストレスでお腹が痛かったり、ガスが溜まったり、便秘したりで、ことお腹に関して健康だった日はない。腹痛が治まり、ガスも減って、お通じも何とか改善し始めた。今回工夫した漢方薬で最高のお通じが出たみたいで「涙が出るくらい」気持ちよかったらしい。本人は体調不良で苦しんでいたみたいだが、僕にとっては「家庭思い」が裏目に出ているだけのような気がした。医者通いがもうなくなったみたいだ。
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夜中に足がうずく 女性 50歳代 2016・1・16
「こんなユニークな薬局があるとは知らなかった」と2週間後の今日言ってくれた。時々牛窓には来ていたが、ヤマト薬局の前を通り過ぎていただけだったらしい。ふと寄ってみようと思ったくらいの軽い気持ちで、熊笹の製剤を買いに来た。そこで薬局の雰囲気から長年の懸案である「夜、足がうずいて何回も目が覚めて、寝るのが怖い」と言う症状を相談してくれた。ここ数年のうちに足がだんだん硬く太くなり、正座も出来ないらしい。見ると立派な静脈瘤があった。そこで煎じ薬と粉薬を飲んでもらうことにした。そして2週間後の今日、足が少し細くなり正座が出来る、夜足がうずくのがなくなった、こむら返りもしなくなったと驚いたように報告してくれた。2週間を待たず、1週間目くらいにはうずきは止まったらしい。煎じ薬を作る間、薬局の中を色々見ていたらしくて、手の荒れに使う保湿剤1号とあかぎれに使う紫雲膏も持って帰られた。その評価が「ユニークな薬局」だが、これは僕たちスタッフにとって最大の褒め言葉なのだ。僕の薬局は特定の医療機関の下請けにはならないようにしてきた。言いたいことが言えないようでは単なる金儲けでしかない。他人の病気を利用してそんなことはしたくないから、ダメなものはダメと言えるスタンスは確保しておきたい。そうでないと仕事が空しすぎる。医療機関にぺこぺこしてお金をもらっても意味がない。娘もその褒め言葉を聞いていたが、やはり嬉しかったようだ。次の世代もその線で行ってくれると思う。ある県会議員が嘗て言ってくれた「こんな過疎の町でヤマト薬局が潰れないのは、岡山県の七不思議です」を、ずっと不思議なまま存続させたい。
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途中から食べられなくなる 男性 60歳代 2016・1・12
不安だったのだろう。席に着くや否や資料を持ち出し、症状を説明し始めた。数ヶ月前にピロリ菌の除菌をしてから悪化したみたいだ。いくつかの医療機関を受信してパニック状態だ。食事をするとすぐに食べられなくなり、箸を置く。寝る前に胸に圧迫感。飴を一つ舐めても腹が張る 喉が詰まり水も通らなくなる・・・などの症状で、病院で胃酸を抑える薬や内臓の働きをよくする薬などをもらっている。僕はどの薬もピンと来なかった。そこで何か悩みがあるのではないかと尋ねたら、家族のことで悩んでいるとはじめて打ち明けてくれた。こうなると治療が確率高く出来る。漢方薬を2週間分飲んでもらうことにした。翌日お嬢さんが御自分の漢方薬を取りに来たときに、お父さんがニコニコしていると教えてくれた。1日分飲んだ漢方薬のおかげかどうか分からないが、治ってくれればそれでよい。
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股関節の痛み 女性 60歳代 2016・1・8
喉が内部に腫れて息がしにくい女性を治療していて、ほぼ100%治った。そのついでと言ってはおかしいが、その処方の中に新陳代謝をよくする漢方薬を混ぜていた。すると、眠っているときも目が覚めるほど痛かった股関節が楽になって、目覚めても容易に起き上がれるようになった。喉の内部に向かって腫れるのを治すために、血流を良くする漢方薬を使ったのだが、それが股関節にも効いたのだと思う。当然と言えば当然なのだが。ひょっとしたら杖が要らなくなるかもと笑顔で話してくれた。
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胸が苦しい 女性 60歳代 2016・1・7
僕は町内の方には漢方薬でも1週間分しか渡さないことが多い。慢性的な病気の場合は2週間だが、1週間で様子を教えてもらえると症状の変化に臨機応変に対応できるから、効かない薬をだらだらと飲んでいただく確率が低くなる。この女性はこの数年、半年に一度くらいの割合でやってきて、1週間漢方薬を持って帰って、その後は来ない。僕は効かないのかなと思っていたが、ふと昨日漏らした言葉が「漢方薬がよく効くから安心じゃ。安定剤はこの数年飲んでいない」だった。よく効いているなら結果を教えてくれていれば僕も、気に病んだりはしないのだが、その女性にとっては胸苦しさや動悸がなくなればしめたものだから、報告のことまでは気が回らないのだろう。昨日も全く同じ症状を訴えてやって来たが、恐らく又1週間で治って、何も報告してくれないのだろう。でも責任は果たせれているみたいだから「まっ、いいか」
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なんともいえない下腹の不快感 女性 20歳代 2016・1・6
おしっこをした後は勿論、なんとなく不快な症状が下腹に1日中続いている。泌尿器科で診て貰ったが異常はないから薬はないと言われた。ただ本人は1ヶ月くらい不快でたまらない。寒くなって症状は増した感じがする。こんなときは漢方薬が一番効く、と言うか漢方薬しかない。1週間の漢方薬で完治。久々にいい表情をしていた。
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痔の痛み 女性 70歳代 2016・1・5
年末30日に「尻が痛い」と慌ててやってきた。痔の痛みだと簡単に分かったので漢方薬を飲んでもらうことにした。すると大晦日にマッシュルームを一杯持ってきてくれた。痛みが軽減したのと同時に、本人は根拠なく直腸ガンを疑って落ち込んでいたらしくて、気が晴れて助かったのだそうだ。いい正月が来るとお礼に下さったのだが、100個はありそうだったので、漢方薬代より高いのではないか。
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痔の痛み 女性 70歳代 2016・1・4
年末30日に「尻が痛い」と慌ててやってきた。痔の痛みだと簡単に分かったので漢方薬を飲んでもらうことにした。すると大晦日にマッシュルームを一杯持ってきてくれた。痛みが軽減したのと同時に、本人は根拠なく直腸ガンを疑って落ち込んでいたらしくて、気が晴れて助かったのだそうだ。いい正月が来るとお礼に下さったのだが、100個はありそうだったので、漢方薬代より高いのではないか。
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