花粉症
記憶
アトピー
SARS
高脂血症
耳鳴り
老化
骨粗鬆症
風邪
ストレス
水虫
肥満
カビ情報
痴呆
睡眠
とびひ
大豆イソフラボン
月曜病
冷え対策
健 康 情 報
■風邪をこじらせずに早く治すには・・・?
いよいよ寒さも増し、コートを着る季節となりました。「師走」と いうことで何かと忙しいこの時期、家事・仕事の疲れや忘年会疲れなどが たまり、体調を崩してしまいがちです。風邪は予防が大切なのは言うまで もありませんが、それでもひいてしまうこともあります。ひいてしまったら、こ じらせずに早く治すことが大切になります。
◆こじれた風邪の症状は?
普通の風邪なら、しばらく安静にすれば3日間~ 1週間のうちには治りますが、こじれた風邪は長引いて しまうのが特徴です。次のような場合は軽く見てしまう のではなく、早めに医療機関を受診しましょう。
・一週間以上、風邪の症状が続く。
・体調がよくならない
・せきの回数が多くなる、熱が高くなるなど、症状が 悪化している。
・黄色がかった膿状のたん、せき、発熱、息苦しさなど がある。
◆風邪がこじれる理由
とくに高齢の方は風邪をこじらせやすい傾向にあり ます。風邪をこじらせる理由として、次のようなことがあ げられます。
・風邪はすぐ治ると思い、つい無理をしてしまう。
・薬を医師・薬剤師の指示どおり正しく服用しない。
・特殊な病原微生物が原因の場合
◆免疫力の低下と風邪
高齢の方が風邪をひきやすく、ひいた風邪をこじら せるケースも多いのは、「体力」や「免疫力」が低下し ているためです。特に次のような場合、風邪をこじらせ ないよう注意する必要があります。
・糖尿病などの慢性疾患がある場合 (免疫力がもともと弱く、風邪をひきやすくこじらせや すい)
・症状がはっきりしない場合 (お年寄りでは、はっきりした症状が出にくく、軽く見 えても重症の場合があります。周囲の人が十分注 意を払ってください)。
◆風邪の原因
・肉体的・精神的疲労(ストレス)の蓄積
・生理的変化(加齢、妊娠など)
・不適当な食習慣や、生活環境の悪化
→ 体カ低下 → 抵抗カの滅弱 → 免疫力の低下
<外因>{ウイルス・細菌 + 冷気、乾燥した空気など}
◆こじれた風邪の治療
普通の風邪は、市販の薬で症状を抑え安静にして いればよいですが、こじれた風邪の場合、医師の診察 を受ける必要があります。医療機関では、こじれた風 邪に対して、症状を緩和する薬と抗菌薬が出されます。
また、
・風邪を軽く考えない。
・風邪をひいてしまったら、無理をしないで静養する。
・薬を医師・薬剤師の指示通り正しく服用する。
・長引くようなら早めに医師の診察を受ける。
といったことに気をつけて、早めに治すようにしましょう。
◆風邪の対処と予防
風邪はひかないにこしたことはありませんが、ひいて しまったら、なるべく早く治すことを心がけ、くれぐれも 無理をしないでこじらせないようにしましょう。風邪かな と思ったら、無理をせず休養をとることが大事です。栄 養をとって暖かくし、安静にするのが最も望ましい対処 法です。熱が高くなければ、シャワーや入浴をもかま いませんが、長湯は厳禁です。長湯をすると、体温が 上がり体力を消耗しますし、体温の上昇は発熱を誘う要因にもなります。
◆風邪の予防法
・・・風邪をひきにくくするためには、以下の予防法が有効です。
・人ごみを避ける
・栄養補給と適度な運動
・帰宅時はうがいや手洗いをする
・部屋を加湿する(ウイルスは湿度に弱いため)
最後に、中でも一番大切なことは、日頃からウイルスと戦うカ、 「免疫力」アップに努めておくことです。体の良くなろうとするカ (自然治癒力)を最大限生かして、「冬でも元気!」を目指しましょう。
HOMEに戻る