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健 康 情 報

■冬こそ本番 冷え対策

●冷え症は冷え性から???
冷え症とは「ある特定部位に慢性的に冷たさを感じる状態」をいい、手先・足先が冷たい、腰が冷える、寒気がする、など人によって訴える症状は様々です。女性に特有の症状と考えられがちですが、最近では男性でも冷えに悩む方は少なくありません。冷え症は体質だからしょうがない、と放っておく人も多いですが、そんなことはありません。生活習慣を変えることで改善するケースは多く見られます。まずは自分がなぜ冷えているのか、日常生活の中にある原因を見つけて、それにあった対策をとるようにしましょう。

●なぜ冷える???
冷えの原因は大きく3つ挙げられます。
①身体の中でつくられる熱が少ない
体の中では日々の食事を原料に、熱がつくられています。しかし、不規則な食生活やダイエットで極端な食事制限をすると、燃料不足を起こし身体を冷やしてしまいます。
②身体から逃げていく熱が多い
せっかくつくられた熱も、薄着や部屋の温度が低い環境で過ごしていると、外へ逃がしてしまうことになります。
③血行不良
全身の隅々まで熱を運んでいるのは血液です。血管は身体の先端ほど細くなるため、手先や足先は冷えやすくなります。また、血液は熱を運ぶだけでなく、細胞一つ一つに酸素や栄養を届けているため、血行不良は冷え以外にも皮膚の新陳代謝を悪くしたり肩こりの原因にもなります。

<あなたの血行は良好?>
下に挙げた項目に該当する数が多い場合、血行不良の可能性が高いといえます。
1、手足が冷たい、しびれる
2、コレステロールや中性脂肪の値が高い
3、肌のくすみが機になる
4、身体を締めつける衣類や靴を身につけることが多い
5、生理通がひどい、生理不順である
6、肩こり、頭痛、腰痛、めまい等の症状がある
7、ストレスを強く感じる

*特に5~7に該当する場合には、自律神経のバランスが崩れている可能性があります。自律神経は体温調節など生命活動に重要な働きを担っているため、バランスが崩れると冷えやのぼせなど、様々な症状を引き起こします。

●冬こそ本番 冷え対策
原因が分かったら、早速冷え対策を実践しましょう。

◆つくられる熱を増やすために・・・
バランスのよい食事:熱の原料となる糖質{ご飯、パン、麺類など}や脂質が不足しないようにするとともに、熱をつくりだす上で必要なビタミンB群も積極的に摂取しましょう。また貧血気味の方は、血液の原料となる鉄分を意識して摂るようにしましょう。
~ワンポイントアドバイス~
昔からネギやニンニクなどは身体を温める働きがあるといわれています。こうした食材を献立に取り入れるのもいいでしょう。
適度な運動を:筋肉は熱をつくりだす重要な組織であり、運動をしないと筋肉は減ってしまいます。毎日少しずつでも体を動かし、筋肉を維持しましょう。運動は血流を良くする意味でも効果的です。

◆逃げていく熱を減らすために・・・
入浴で体を温める:身体の芯まで温まるには、シャワーではなく浴槽に浸かることが第一です。37~40℃のぬるめのお湯に30分くらいかけてゆっくり浸かるとよいでしょう。半身浴も効果的です。
ストレスを上手に発散、ホルモンバランスにも気をつけて;ストレスがあると自律神経のバランスを崩しやすくなるため、適度に発散させましょう。また、ホルモンバランスも自律神経と密接に関係しているため、思春期や閉経期には冷えが生じやすくなります。ビタミンEや大豆イソフラボンはホルモンバランスを整える働きがあるため、利用するとよいでしょう。

禁煙;タバコに含まれるニコチンには、血管を収縮させる作用があります。禁煙が望ましいでしょう。

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