10月に、「息子さんに紹介されてきました」と、お母さんとお嬢さんがやってきた。起立性調節障害で、学校に行きたくとも行けれないとの相談。
息子は当然治療できるが、恐らく一時だけ血圧を人為的に上げるだけの治療をこのお子さんにしたくなかったのだろう。
僕は、漢方薬とある栄養剤を服用してもらうことにした。12月から遅刻をするけれど登校できだし、年が明けてから遅刻もなく完璧に学校生活が送れている。
息子に受験生の頃よく飲ませていたから、きっと息子もその栄養剤が頭にあったのだろう。息子にクリニックに来る老人や体力、筋肉がない患者さんに全員飲ませたらといつか言ったことがあるのだが、さすがにプライドが許さないのか、「それはできない」と言われた。患者全員に飲ませれば「根っから元気にできるのに」と思ったが、それは病院の仕事ではないのだろう。命を救う所だから。