本来、体育会系だから元気なはずだが、生理が全く来ない。診断は第2度無月経と言うらしい。
もう何年も、プレマリンとデュファストンで人工的に生理を起こしてきたが、いつまでこんなことを続けるのだろうと不安に思っていた矢先、同僚が僕の薬局を紹介してくれたらしい。
夏でも靴下をはくくらい末端が冷え、立ち眩みもしばしば。白血球が少ない。
もう婦人科には行かないと強い決心をしていたので、僕は昨年秋から、とにかく女性を元気にする煎じ薬を飲んでもらった。すると程無く元気になったような気がすると漠然とした効果を報告してくれていた。すると本人曰く、先月、それこそ何年振りかに自力で「生理が突然来た」らしい。当然喜んで報告してくれたが、僕も嬉しかった。まだまだ自身で自分をコントロールできる生命力を持っているってことだ。漢方薬のすばらしさを僕も実感した。中国の婦人科の先生が日本人女性に「ピルに頼るな」と言われる理由がわかるような気がする。