栄町ヤマト薬局 今月の広告 

H20.6.24
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ひとりで苦しまないで・・・。漢方薬でお手伝い

◆肩で息をする

年配の方で、ふうふうという呼吸音が聞こえて、如何にもしんどそうな方がおられます。肺でのガス交換が十分にできていないような方です。身体が酸素を十分取り込めていないと苦しいです。病院の治療の他に、呼吸器系統を強くするような漢方薬を試してみたい方に打って付けの現代漢方薬が出来ました。少しでも日常生活が楽になっていただければ幸いです。これは市販薬ですから調剤することなくお渡しできます。どなたでも体力に自信がなくなった人に適します。

◆今年はしないぞ 夏ばて、夏やせ

消化器系の弱い人は全身倦怠や無力感があります。風邪を引きやすい、動くと汗が多く出やすい、立ちくらみしやすい、手足が冷えやすいなどの症状も出やすいです。又消化器系では、食欲がない、多く食べれない、腹部の不快感や鈍痛が多い、下痢や泥状便が多い、食べると腹が張りやすいなどの症状の他、手足のだるさを感じたり、手のひらに汗をかきやすいなどの特徴もあります。このような方は食べて元気を付けようとしますが、食べれば食べるほどしんどくなって弱っていきます。

◆ヘルニア

大体の方が激痛を伴う痛みを訴えることが多いです。腰痛・痺れ・感覚障害・など色々な箇所・状況において見られます。主には頸部~足にかけての激痛です。具体的な症状を以下にいくつかあげてみます。
歩行困難
咳・クシャミをしたら腰に激痛が走る(痛みが響くような感じ)
お尻裏側~太腿裏側にかけて痺れが走る
立ち上がるのが困難(クの字が精一杯)
前かがみの姿勢が辛い(椅子に座っていて背中を丸めると痺れが走る)
少し歩いただけで腰から下に放散痛(ジーンとした痛み)が起きる

◆起立性調節障害

自律神経失調症の1つで、立ちくらみがおもな症状です。思春期前後に多く、家族性がみとめられます。症状による診断基準がつくられています。朝起きられなかったり午前中調子がわるいので、不登校と間違われることもあります。
立ちくらみ、あるいはめまいを起こしやすい
立っていると気持ちが悪くなる、ひどくなると倒れる
入浴時、あるいはいやなことを見聞きすると気持ちが悪くなる
少し動くと動悸あるいは息切れがする
朝、なかなか起きられずに午前中調子が悪い

◆膝から下がだるい

この季節になると特に膝から下がだるくなり、切って捨てたいくらいと言う人もいます。むくみも出てきて、はれた状態になることも。足に静脈瘤(ミミズみたいに血管が浮き出たもの)があれば症状は余計深刻です。重力に逆らって水分を上半身に戻す力が落ちてきたと言うことです。実はこのことが問題なのです。このことを教えてくれている症状と思えばいいのです。

◆尿漏れ

尿漏れは大きく分けて2種類あり、尿意を感じトイレに行こうとして途中でもれてしまう切迫性尿失禁と、立ち上がったりお腹に圧力がかかることで尿が漏れる腹圧性尿失禁があります。腹圧性尿失禁は、加齢や肥満、妊娠などによって骨盤底筋がゆるみ、それまで支えられていた膀胱が下降して尿道が短くなり、くしゃみなどのちょっとした刺激でも尿が漏れてしまうことで起こります。妊娠や出産による骨盤底筋の損傷に加え、肥満によって内臓を支えられなくなる場合、更年期による女性ホルモン低下、加齢により筋肉が弱まった場合などに起こりやすい症状です。最近話題になっている過活動膀胱は、我慢できないくらいトイレに行きたくなり、行く途中で漏れてしまったり、頻尿という症状が複合的に起こります。

◆子宮内膜症[しきゆうないまくしよう]

症状は強い月経痛です。月経に一致した下腹部痛や腰痛は約70~80%の人にみられ、しだいに増悪していく傾向があります。経過の長い骨盤内子宮内膜症では、月経以外にも月経時と同様の下腹部痛や腰痛がみられ、これに加えて性交痛や排便痛が認められることがあります。子宮内膜症では不妊になる率が高いことがよく知られています。卵巣内に内膜症があると、月経時に少しずつ出血し、それが卵巣内に徐々にたまって、卵巣が腫大[しゆだい]してきます。たまった血液は変性してチョコレートのような色になるので、チョコレート嚢腫[のうしゆ]と呼んでいます。

◆頸部脊椎症[けいぶせきついしよう]

40歳過ぎの首から肩への痛みとこり。40歳を過ぎると、首から肩にかけてのこりや痛みを訴えることが多くなってきます。純粋な肩こりが若い女性に多いのに比べ、首の骨の年齢的な変化によって起こる症状、すなわち頸部脊椎症は、男女を問わずにみられます。脊椎の骨の間にはさまってクッション役を果たしている椎間板は、デリケートな構造をした軟骨の円板ですが、普通40歳を過ぎるころから、長い間の疲労が積み重なったために水分が乏しくなり、柔軟性がなくなってきます。そして、椎間板の厚みが減るとともに、上下の骨の角がとげ状にでっぱってきます。このような変化のために、脊髄から枝分かれする神経の根元が刺激され、首や肩の痛みや筋肉の緊張によるこりが生じるのです。椎間板や骨の変化が進むにつれて、神経の圧迫症状として、腕から手にかけての痛みやしびれ、脊髄症状として足のしびれや歩くのがぎこちなくなったりすることがあります。後頭部の痛み、めまい、耳鳴りなどの症状を伴うこともあります。

◆腰部脊柱管狭窄症

椎間板[ついかんばん]が加齢により変化を起こすと腰椎が不安定になります。その結果、椎体や椎間関節部が変形したり、腰の後ろのほうにある靱帯が肥厚して、硬膜が入っている脊柱管が狭くなります。変形性脊椎症と同じ変化が起こるわけです。しかも、脊柱管が狭いと、余裕がありませんので、わずかな変化でも脊髄を包んでいる膜(硬膜)が容易に圧迫されて、神経症状を出しやすくなります。この状態を脊柱管狭窄といいます。少し歩くと下肢の痛みやしびれ感が起きて歩けなくなりますが、少し休むだけで再び歩けるようになります(間欠性跛行[かんけつせいはこう])。これは脊髄から分かれている神経(馬尾神経[ばびしんけい])が圧迫によって血行障害を起こすためです。

◆慢性蕁麻疹

数ヶ月以上も毎日身体のどこかに現れては消えることを繰り返す蕁麻疹は原因がわからないのがほとんどです。私たちは体の中にたまった毒素や不要なものを、便、尿、汗、息、などで体の外に排出します。暴飲暴食、疲労、ストレスなどが重なっているときは、目やに、口臭、ゲップ、ニキビが気になりませんか?これは便や尿で出し切れない毒素を いろいろな形にかえて出しているのです。それでも毒をうまく出せないとき、命にもかかわる内臓を 毒から守るために、比較的危険度の低い皮膚を犠牲にして毒を出そうとする、それが皮膚病となって表れてきます。そう考えると、煩わしくて辛い蕁麻疹も、自身の命を守ろうと一生懸命に働いている姿だということが分かります。 自身で自身を守り癒す力、すなわち自然治癒力を高めるのが漢方薬です。

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